厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし

朝ごはんのことなど、ちょっと思うところを

きのうのエントリの最後、「実は朝ごはんのことなど、まだネタはあるんですが、あしたはどうしようかなぁ〜、最近外食のことばっかりやからなぁ〜。」と呟いてたんですが、まあ、どうせ火曜はパンのことを書くことが多いし、となればウチメシのようでウチメシでない。それに朝ごはんつながりで・・・などと屁理屈を並べ立ててホテルの朝ごはんのことを。

ただ、あんなもの食べた、こんなもの・・・ていうのは措いといて、ちょっと思うところを。

というのも、最近のホテルや旅館の朝食、まあ、お客のニーズに合わせたのか、ホントにいろんなメニュウ、和・洋・中と取り揃えられてます。もっと言えばいろんなメニュウが氾濫してるというか・・・
もっとも、おかげでこの日も厨房男はご飯とみそ汁を主軸にいろいろと。つれあいはパンと紅茶が主軸であれやこれやと好きなものを食べられるわけなんですがね。
まあ、ホテルや旅館の朝食っていうのは、いわば非日常と高をくくればいいんでしょうが、非日常なら非日常で、違った意味での贅沢をしたい。

漫画、「美味しんぼ」の42巻に「愛ある食卓」っていう1篇があって、その中で主人公の山岡(その時はパートナーの栗田さん)は究極の朝食としてパンが主体の洋食の朝食を、敵役の海原雄山は至高の朝食として和食の朝食を提案するんですが、それをすべて食べてみたいなどという過分な贅沢は申しません。
ただ、許されるなら、この中で出てきた搾りたての牛乳でつくる、バターのできたてのやつを食べてみたいんですがね。ホテルならではっていうことを考えれば、何とかなると思うんですが、いかがですかね。
それか、ホテルならではと考えれば、思い浮かぶのは香り立つような削り立ての鰹節でつくったみそ汁かなぁ〜。別段、バイキングであれもこれもとは言いませんから、ささやかな非日常的な贅沢を味わえればと思ったりもして。

まあ、味噌汁の方は鰹節を削る手間さえかければできるでしょうし、フレッシュバターも乳脂肪分の高いの生クリーム(無添加のやつ。乳化剤が入っているものは不可)に塩を少し加え、フードプロセッサーにかけると手軽にできるそうなんで、どちらも家庭でやってできないこともないんですが、やっぱり贅沢は非日常的なものですからねぇ〜。
それに鰹節の方は削り器がいるし、まあ、フレッシュバターの方は今度半額(それでもイケルらしい)の生クリームが目に止まったら買ってやってみようかな、と。


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味彩でささやかな祝杯を

以前にも触れたんですが、最近、仕事の関係で研究会というのをしてまして、その成果発表が2週間ほど前の月曜にありました。となれば、当然に打ち上げという話になるのですが、その日はあいにく都合の悪い研究員が幾名かおられたんで、それはまた後日ということに相成りました。
とはいえ、それで納得するような厨房男ではない。
というわけで、その日もあいにく都合の悪くない研究員幾名と、ささやかながらに祝杯を。

で、いったのが、大阪府庁新別館に隣接するホテルプリムローズ大阪の中にあるレストラン、味彩。
このレストランというか、このホテル自体、実は警察共済組合が運営するそうなんですが、祝杯をあげた月曜の晩は、なんと2,000円で飲み放題食べ放題というバイキング。

バイキングとなれば、酔っぱらっていようが何であろうが、ひととおりの料理を口にせねば気の収まる厨房男ではないので、まあいろいろと取ってきてます。

画像には写ってませんが、飲み物も。たしか、ビールが2杯、お酒が2本、それにグラスワインがあったので、それをなみなみと4杯ほど。

で、味は格別良いも悪いもないんですが、とにかくこれだけの量を飲み食いして2000円。いつもながら、確実に元は取ったな、こりゃ。




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三重苦ときらいなもの

このあいだから書いているとおり、つれあいの出産で、娘と2人の生活が続いてます。出産前は、こと食生活に関しては問題ないと思っていたんですが、ホントに考えが浅かった。いろいろと雑用に追われて料理どころでない!
でもって、きのうのブログのシステム障害。ブログの更新ができないという不具合に見舞われて、ホントにどうなることかと思いました。
そして、またひとつ、苦難が厨房男を襲います。というのは、きのう、ウチのPCのディスプレイが壊れてしまいました。
ディスプレイの不調は前々からなんですが、「ホンマ、このタイミングで壊れるかっ」と。

まさに三重苦に襲われ、1日1回をモットーとしてきたブログ更新の危機であります。ことにストックしていた画像が使えないのはまさに想定外。で、急遽、画像のいらない話題で、拙文をしたため、実家のPCで試みてみました。
だから、日付もきのうと同様、遡ってのupとなってますが、何卒ご容赦を。

さて、画像のいらない話題、というよりも、画像を見たくもない話。つまり嫌いなものの話。
厨房男には嫌いな食べ物、食べられない食べ物があります(厳密に、論理的に考えれば「“食べられない食べ物”は食べ物ではない!」ということなんですが、この際、それはおいといて・・・)。それは、軟体動物であります。
自分で言うのも何なんですが、厨房男は美意識にうるさい(うるさいのとすぐれているのは違う!)。で、厨房男は軟体動物の、あのグニャグニャとした存在自体が、堪えられない。
その代表が貝。
食べることがこれほどまでに好きやのに、またなんで?と訊かれることも度々あるんですが、その都度、タニシの食べ過ぎで死んだと言われる北大路魯山人話を引き合いに出したり、これがあるので料理人になるのを諦めたと、うそぶいたりもしてます。お陰でウチの家族、家ではほとんど貝を食べることがない。

でもって、まず一番嫌いなのは、カキ!これは見た目も味も大嫌い!
昔、ウチのおかんがカキご飯が好きで、子供の頃に何回か食べさせようとしたみたいですが、無理無理!絶対無理。
大人になって、とある酒席でカキの土手鍋という機会に遭遇してしまった時も、中に入ってるこんにゃくすらも食べられなかった。
つれあいと初めて逢ったときに行った日本料理屋で、カキが出てきたので、つれあいに、「自分の分も食べてくれ」と言ってそっぽを向いてたので、ずいぶんと変なヤツと思われた。
少し前、どこやったか忘れたけど(多分高級料亭?)、出された料理にカキのすり身が入っていて、知らずに食べて「ウゲっ、まっずぅー」と思わず声に出してしまい、店と周囲の顰蹙を買った。
・・・とエピソードには事欠かない。

大人げない。そう。大人げないので、最近は少し目をつむって食べられる貝は食べようと努めてるので、少しは改善されたんですが、やっぱりダメなものはダメですなァ。
たとえば、サザエの壺焼きは、あの醤油の焦げたにおいでうまそうな感じがするけれども、実際には食べる気にはならない。
ガンガラも、酒のアテにうまそうに食べる人を見ると、ええ感じやなァ〜とも思うんですが、食指はやっぱり動かない。
エスカルゴは、あんなのはナメクジの親戚と思ってしまう。
しかし、貝柱なら、何とか食べられる。そして、アワビは食べる、割り勘負けをしないがためにも。

と、まあ、厳密に言えば食べられるものと食べられないものがある訳なんですが、いちいち説明するのが邪魔くさいわけで、総じて貝は苦手と表明しております。
そのほかにも、アサリはなんとか食べられるはずなんですが、はまぐりは大きすぎて。逆にシジミは小さいので食べる気にならない。
それから、赤貝はグロテスク。そのほかでかいヤツほど不気味に思えて見るだけで顔をしかめたくなる。

・・・と、ズラズラッと書いてはみたんですが、やっぱり嫌いなものばかりをアタマに浮かべていると胸が悪くなる。
おそらく読んでる方にもそういった気持ちが伝染するんやないかなと、おもんぱかったりもする。
まあ、そういうわけですから、その他の嫌いなものは、またいつか・・・
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Yシャツとランチと靴

厨房男はここ数年、年に2回休暇をいただいてYシャツを買いにでかけます。
というのも、年に2回、厨房男が愛用しているコンブリオというブランドのシャツをつくっているスキャッティ・オークという会社がファミリーセールを開催するからです。
厨房男は学生時代からここのシャツを着ているんですが(もちろん浮気もしますが、年に5〜6枚は必ず買ってるわけですから、通算すればゆうに100枚は超えていると思います。)、昔はなんばCITYにテイジンメンズショップというセレクトショップがあって、ここでコンブリオのシャツを取り扱ってたんです。が、時代の変化からか、テイジン難波店が取り扱いを止め、テイジン梅田店も続いて・・・ということで厨房男の行動範囲から、次々とこのブランドのを取り扱う店が消えていくという恐ろしい事態になりました。
ところが、捨てる神あれば・・・ということで、テイジン難波店の店頭からコンブリオのシャツが消え、一縷の望みを持って臨んだテイジン梅田店のバーゲンで、たまたまヘルプに来ていたスキャッティ・オークの社員と知り合い、コンブリオのファンであることを切々と訴えたところ、それ以来ファミリーセールに招待していただくことになり、それで年に2回休暇をいただいてまでファミリーセールに馳せ参じているというわけです。

さて、このコンブリオ。スキャッティ・オークの最高級ブランドでありまして、服飾の素人の厨房男が言うのもおこがましいですが、このシャツはおそらく既製の日本製(ナント、このシャツ、「Made in Tokyo」と書いてある。つまり、すべて日本製!)のシャツとしてはトップレベルにあるのではないかと思います。

で、その会社が四つ橋にある。四つ橋と言えば、4日前のエントリで紹介した「ラ・ギャロワーズ」。
お昼は性懲りもなく、またこの店に行ったんですが、それにはちっとワケがある。というのも、4日前は車やったもんで当然ワインは禁止。しかし、きょうは電車でしかも休み!ということで、昼間っからワインをグビリと行っときました。
で、食べたのは黒ムツ。この間のサワラもうまかったけど、それよりもひとつうまい!でもってワインはピノグリとサンジョベーゼ。どちらも2004年のビンテージということで、まだまだ若々しいワインのはずなんですが、溌剌としたサンジョベーゼはともかく、濃く色づいたピノグリにはびっくり。まるで若年寄のような風体。でも、黒ムツにはこっちの方がうまい。

それから、四つ橋にはもう1軒立ち寄る靴の店があります。
お店の名前は「HISS GATE」。この店のオーナーはもともと、大阪城公園の横にあるIMPというショッピングモールにあったワールド・フット・ウエア「ロブス」という靴屋の店長さんで、厨房男とは15年近くのつきあい。この人の靴にかける情熱や知識は半端でない。この人の話を訊くと、我々の知ってるトレンドは決して世界的なものではなくて、商社に都合のいいようにつくられたトレンドであるということに気づかされる。
そんなオーナー自らが目利きして買いつけているので、よそで出回っているインポートの靴とはひと味もふた味も違う。・・・で、また一足買ってしまった。

ま、なんて言うか、一人で買い物、一人で食事の充実の1日でした・・・と言っていると、突然、凄いことに! つづきはあした!

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きょうは独身

夕刻、つれあいから電話。実家に帰るという、娘を連れて・・・
きょうはあいにく10時まで残業。灯りが点っていない家に独り帰ると、きのうのカレーが・・・

・・・・・・

グァハハハハハハハハハハ。きょうは独身であ〜る!
ビールはどこや、ワインは? ギャハハハハハハ。きょうは飲み放題であ〜る!
カレー?、サラダは? 茄子にズッキーニ。夏野菜をオリーブオイルで炒めてカレーにぶち込めば大丈夫大丈夫!

ン?つれあい? いやぁ、義父さんが旅行なので義母さんが泊まって欲しいってこと。ノー・プロブレム、無問題、心配ない!
ン?でも、実家でブログが見られる? ええっ?

・・・・・・

おかあちゃんごめん!

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じゃがいもだらけ

週末に和歌山まで足をのばした帰り、「めっけもん広場」というところに寄ってきました。

めっけもん広場はJAが運営する大型の農産物の直売所で、土日には4000人近くの来場者があるらしい。
今の季節は、うめが最盛期で、そのほかにも、はしりの桃やトマトなどに始まって、旬の野菜がこれでもか!というくらいにてんこ盛りで売られています。
その中に混じって、6/4の「ル・クルーゼと新じゃが」でも紹介したじゃがいも「北あかり」を見つけました!
さっそく2袋ほど買い込んで家路につきました。
それからおみやげを持ってつれあいの実家に赴いたところ、つれあいのおかあさんから、「あんたら、じゃがいもがすきやったら、貰ったのが2箱ほどあるから好きなだけ持って帰り!」とのありがたいお言葉を戴きました。
ほんならと、お言葉に甘えて箱を開けると、そこには男爵やメークインに混じって、皮の赤いアンデスレッドがあるやないですか!
さっそく袋にどっさりと詰めこんで、ありがたく家に持って帰りました。

さて、きょう、仕事場で農産物直売所フリーク(どんなやっちゃ?)のMくんに尋ねると、めっけもん広場はよくある農産物の直売所の中でも、出色の施設との評価を受けているようです。
そして、そのMくん、厨房男のおねだりを受けて「インカの目覚め」(6/4参照)を生協に頼んでくれたらしく、今週末にはまた「インカの目覚め」がドドーンと届く手筈になっているとのこと。

かくして我が家は本当にじゃがいもだらけとなってしまいました。
いくら前世がドイツ人、いやアンデス人であったとしてもねぇー

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苦労が報われる?

仕事をしていると、自分のやっていることが賽の河原の石積みのように思えることがたびたびあります。
小石を積んで塔を作ろうとするが、石を積むとすぐに鬼がきてこわしてしまう。

厨房男が料理をするのは、ガキの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする性(サガ)である・・・と、これまでも触れてきましたが、それ以外にも、仕事のストレスを解消するという側面もあります。

現実社会では、苦労が報われないことや達成感が味わえぬ仕事はごまんとあります。むしろ、苦労が報われることや達成感が味わえることがすごく少ないと言った方がいいのかも知れません。
その点、料理は苦労が報われる。丁寧にとった出汁は旨いし、根気よく炒めたたまねぎは何物にも代え難い。
しかし反面、苦労さえすればそれで良いか、と言うとそうでもない。タイミングよくしないと肉はレアには仕上がらないし、パスタはアルデンテには茹で上がらない。
ようするに、料理はプロセスが如実に結果にあらわれる。時として非情な結果に。

厨房男にとって、つれあいが最大の強敵です。といっても、包丁の腕を競っているわけではありません。(フフッ、腕では勝ってると思っている、自分では。)つまりは、つれあいが最大の批評家なのです。

つれあいの採点はとても厳しい。
厨房男が自信を持って「今日の料理、星いくつ戴けるでしょうか?」、と訊いても、
「うーん、星2.7かな!パスタの茹で加減はいいんやけど、ソースがちょっと少な過ぎへん?」などとシビアに言い放つ。的確に弱点を衝いてくる。滅多に「おいしゅうございます」とは言ってくれない。

あれ?それってもしかして、苦労が報われてないやん!
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