厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし

GeNでアグーをガッツリと

実はきょうまで沖縄に行ってきまして、しばらく沖縄の土産話を。

沖縄ではまず、レンタカーを借りにオリックスレンタカーへ。
で、オリックスレンタカーの横には、「沖縄アウトレットモールあしびなー」があって、いつもはそこのヒューゴ・ボスへと行くんですが、今年はあいにくヒューゴ・ボスが店を閉めたということで、行ってみるとそのあとにエルメネジルド・ゼニアができていました。でもって、そのゼニアに行ってみると以前のヒューゴボスの店長がそのままゼニアの店長になっておりまして、「ありゃ〜久しぶりやねぇ」と。

さて、前置きが長くなったんですが、きょう紹介するお店、GeNは、実はその店長がオススメしてくれたお店で、なんでも、畜産業に関わっていたオーナーが、沖縄で美味しくリーズナブルにお肉を食べさせてくれるお店があまりなかったことに不満を感じ、つくったお店だそう。
で、沖縄でやるからには「Made in OKINAWA」にこだわろうと、牛は自家産を含めて沖縄県内から一頭まるごと仕入れ、豚は「アグー」で、鶏は「久米島地鶏」、野菜類は友人のつくっている有機栽培のもの。

そう、ようやく出ましたアグー。今回はこのアグーをガッツリ食べたいっていうのが希望のひとつ。早速希望が叶うのは幸先の良いことやねえっと。
で、アグーとは、沖縄で飼われていた在来の黒豚の呼称だそうで、戦後、繁殖力のある白豚の普及にともなって急速に姿を消していったそうな。で、7〜8年ほど前、それに危機感を覚えた方々の努力によってようやく安定的な供給の目処が立ったそうで、そのおかげで、こうしてアグーをいただけるということ。
はて、この話、どっかで読んだよなぁと思って蔵書をひっくり返してみると、30年ほど前の玉村豊男さんのエッセイ集「食の地平線」の中の1篇、「沖縄歳末豚之声」でもそのことが触れられておりました。その頃はまだアグーっていう呼称は一般的ではなかったみたいなんですが、その頃からアグーは幻の豚やったみたいですな。

さて、そのアグー。いやあ、うまい。思いのほか脂に香気があって、それでいてサラッとしてる。前出の玉村豊男さんのエッセイでも、戦後に普及した白豚に較べ、姿を消した昔の豚はこんなものではなかった、と昔を知る人は言うらしい。昔の黒豚は、身がしまっていて香りがよかった。食いちぎった断面から香りが立って、ああうまいなと思ったものだそう。これってまるっきりアグーのことですよねぇ。

で、それを塩だれ、醤油だれ、味噌だれの3種類でたべる、薬味は大根おろし、塩、おろしにんにくとおろし生姜。でもってそれを樹齢50〜60年以上の老木から収穫されたブドウを使用したスペイン産のフルボディの安旨ワイン、メメント オールドヴァイン2006で。
沖縄1日目にしては、ほんと上出来。

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もう一つの花織

きのうは、沖縄残波岬ロイヤルホテルを定宿にしていて、ホテルの中のレストランで一番利用頻度が高いのが「花織」という話をしましたが、ホテルから外に出て、一番よく行くお店はと言えば、「花織」(そば)。同じ名前なもんで、どうもややこしい。

さて、この花織(はなうい)というのは、本来は沖縄の伝統織物で、たとえば深い色の地に色糸が浮き出て模様を描く紋織を指すんですが、この花織そばは、テレビ番組の取材や有名人なんかがよく来たりする沖縄そばの店。この前写真が貼ってたのは確かホンジャマカの石塚やったっけ?それともパパイヤ鈴木やったっけ?

で、今回食べたのは厨房男がそば定食で、つれあいが麩定食、でもって娘が野菜そば。
そば定食は、そばもさることながら唐揚げがどっさりとついてきます。 それから、麩定食は、麩と野菜、ハムによく似たランチョンミートの炒め物が大皿にうずたかく積まれている。野菜そばもそう、ボリューム満点。

それと今回頼んだのが“てびち”。ピカソの裸婦のデッサンを見るようなふくよかさ。実際食べてみると、ぷるるんと、ほぼ全体がゼラチン質のようで、いかにもコラーゲンがたっぷり。沖縄が長寿なのも納得できますな。

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でいご食堂

実はきょうまで沖縄に行ってまして、つごう4日ほど留守したんですが、ストックのエントリを自動更新するように仕組んだものの、やっぱりリアルタイムでないとダメなようで・・・

まあ、ともかく、無事沖縄から帰ってきまして、初っぱなのエントリはやっぱり沖縄で食べたもの。まずは沖縄に着いた日の昼ごはん、でいご食堂。
このでいご食堂、実はお義父さんから教えて頂いた食堂。なんでもお義父さんは地元のタクシーの運転手さんに教えて貰ったとか。
で、今回も、おぼろげな記憶とカーナビを頼りに辿り着いてみたんですが、以前あった場所にお店が、ない。
仕方がないので電話をかけて尋ねてみると、どうやら移転したらしい。(閉店でなくてよかった)

というわけで、なんとか辿り着いたでいご食堂。厨房男は煮込み定食、つれあいは味噌汁定食、そして上の娘は焼きそば定食を注文。
これが揃いも揃って、ほんまにうまい。
よく、こういうのを取り上げて、レアなうまさとか、沖縄料理を極めた人が絶賛するとかいうのがよくある話なんですが、そんなのではなくて、うちの家族が食べて素直に、ふつうにおいしい。
しかし、反対に言えば、われわれ家族のように素人がふつうにおいしいと思える料理って言うのが、また、すごいことで。

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