厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし

去年最後のぜいたく

しばらく、大晦日からお正月にかけての話題が多かったんですが、今回はその前の話。
年末の休みは29日からでして、その休み突入と同時にみなべへちょっと出かけてきた。
泊まったのはおなじみの紀州南部ロイヤルホテル。で、晩ごはんはその中のフランス料理のレストラン四季。でもってまずはカンパ〜イってことで、ロゼのスパークリング。
2016-01-06 001.jpg
フーゴっていうオーストリアのスパークリング。
キレイな色合い。
ぶどうはツヴァイゲルトっていうのとピノと。
ロゼのスパークリングって、どうもその色合いからフルーティーな甘さを感じてしまうんですが、実際、少し辛口ですけどけっこう飲みやすい。
で、そのロゼのスパークリングでいただくのが、鮪とアボガドの前菜。
2016-01-06 002.jpg
見てのとおり、上に温泉タマゴが乗っかってます。ソースはカリフラワーの。
それからスープ。
2016-01-06 003.jpg
こちらは蕪のスープ。
去年も同じ時期にここで晩ごはんを食べたんですけど、そのときは貸切状態やったんですが、ことしはけっこうな混み具合。
なので、けっこうインターバルが長くってパンばっかり食ってる。
2016-01-06 004.jpg
このままだと、パンで腹が膨らんでしまう悪いパターンかって思ってたら、ようやく届いたのがカサゴのソテー。
2016-01-06 005.jpg
たしか、ソースプロヴァンスって言ってた。つまりは南仏風なんでしょうが、トマトやらなんやらが上に乗っかってる。
それからお肉。
2016-01-06 006.jpg
牛ヘレ。ちょっと崩れてますけど、それのロティ。
上に映ってるのがキノコのソースで、肉の上にもキノコがどっさりと乗ってる。
で、やっぱり赤ワインを。
2016-01-06 007.jpg
マプっていうチリカベなんですけど、ちょっと冷やし過ぎって感じ。
掌で温めてると、味がやたらに濃い。なるほど、だから冷たくしてたんや。
というわけで、デザート。上のバナナチップが立派でしょ。
2016-01-06 008.jpg
と、年末最後のぜいたく。
で、時間も贅沢したんで、この後おせちづくりに七転八倒でしたけど。

JUGEMテーマ:グルメ
  


フレンチ | comments(0) | - | 

野菜の遊園地 リュミエール・レスプリカ

このあいだ、たまにはおいしいものでも食べに行こうやっていうことで、高島屋のダイニングメゾンにあるリュミエール・レスプリカへつれあいと二人で。
2015-09-20 001.jpg
リュミエール・レスプリカ。
6年連続ミシュランの星を獲得してるフレンチの名店「リュミエール」の姉妹店だそうで、"野菜から広がるモダンフレンチ"っていうのを標榜してるんだとか。
で、まずはシャンパンをグラスで。
2015-09-20 002.jpg
で、前菜は「磯」と題されたシーフード。
あわびとホタテ、それにユリ根とかアピオスっていうマメ科の芋とか。
真ん中には貝のジュが配されてて、それに浸して、さらに周りに配されてるあわびのキモのソースとかをアクセントにして。
2015-09-20 003.jpg
ちなみに、ぼくのはホタテの代わりにボタンエビを軽く炙ったのが配されてたんですけど、こりゃホタテの方がうまそうやなぁと。
ただ、いずれにしてもぼくには真ん中の貝のジュが濃すぎてちょっとなぁ〜

で、ここでパンがサーブされまして、バターやオリーブオイルの代わりにトマトのソースがサーブされる。
2015-09-20 004.jpg
これがおいしい。
で、たずねてみると、ここんちはバターとかオイルを極力省くっていう方針で、そういう意味でトマトソースをサーブしてるのだとか。
でも、これをずっと食べるっていうのはどうかなぁ。

で、スペシャリテの前にワインをおかわり。
2015-09-20 005.jpg
今度のはグラスワインのシャルドネ。
ワインリストには、たしかソーヴィニオン・ブランとシャルドネがあったって記憶してたんで迷わずシャルドネを。
これが樽香が乗ったけっこうボディのあるシャルドネ、うまい。
ただ、ソムリエが「お好みで」って言ってたのが引っ掛かってたんですけど・・・

と、そこへスペシャリテがやってきた。
2015-09-20 006.jpg
「遊園地」って題されたこのスペシャリテ、なんと50種類にも及ぶ野菜をひとつひとつ、様々な調理法で。
中にほぐしたカニとか、炙ったまぐろにタップナードソースをかけたのとか、ウニとかがあるんですけど主役は野菜。中にオレンジ色に見えるのがパプリカのソースで、ちょっと薄いのがにんじんのソース、白のが根セロリ、濃い紫はビーツで、緑は小松菜だったっけ。
で、特によかったのが根セロリのソース。これらをいろいろと付けると野菜の表情がまたさらにグンと豊かになる。
2015-09-20 007.jpg
で、これだけあると食べるのに時間はかかるんですけど、ひとつひとつの分量がほんのちょっとやから腹が膨れてしまうってなこともなくて、至福の時間がずっと続く。
ただ、ワインは主張のあるシャルドネよりも、もう少しフレッシュなののほうがよかったかもね。
で、それをより思ったのが次の一皿、オマール海老のロティ。
2015-09-20 008.jpg
下にソースが敷いてあって、その上にかぶをくりぬいた器にオマール海老のロティが乗せられてて、甲殻類のジュがかかり、さらにその上にエスプーマの泡が。
けっこうなエビの旨味。
だから、それに対抗して飲むべきやったのが実はシャルドネやなかったかなぁと。
ソムリエの提案で、一度軽い赤を試してみたらっていうんで、ピノを貰ったんですけど、やっぱりどこかちょっと違うなぁと。
2015-09-20 009.jpg
で、そんなキモチを引きずりながら、次の一皿、牛フィレにフォアグラ、茸の盛り合わせ。
2015-09-20 010.jpg
フィレにフォアグラ、もはやテッパンの組み合わせなんですが、もちろんそれがベストマッチであるからこそ。そこにトリュフをはじめ、いろいろ種類のキノコ。ひとつひとつ説明してもらったんですけども、まあ、サッパリ覚えられへんわ。
けど、さすがリュミエール・レスプリカ。フリットにしたりロティにしたりひとつひとつがまた違った料理法。で、さらにそこへシャンピニオンのムースまで添えてあるもんですから、二重三重に風味がかぶさってくる。
ただ、これをピノに任せるっていうのはちょっと役不足かなぁ。
でも、まあ、「秋の味覚と香りで幸せな一時をどうぞ」っていう店の思いどおりにシアワセなお皿をいただいて、あとはデザートを。
2015-09-20 011.jpg
シャインマスカットとピオーネ。これにまたぶどうのエアーとかいろいろとかぶさってる。
なんか、こんな風味の白ワイン飲んだことあったようなぁっていう感じ。
で、コース最後のコーヒーとプティフール。
2015-09-20 012.jpg
マドレーヌとかフィナンシェとかがあって一番奥のボンボンがオモシロかった。
チョコレートでコーティングされてるんやけども、口の中に入れるとパチパチと音がする。
駄菓子でこんなのがあったけども、それをコース最後のプティフールで持ってくるっていうのは、この店の遊びゴコロなんでしょ。なかなかヨカッタ、まあまたおいそれとはいけないけどね。

JUGEMテーマ:グルメ



フレンチ | comments(0) | - | 

めちゃくちゃ遅い暑気払い

8月の終わり、めちゃくちゃ遅い暑気払い。
めちゃくちゃって書くと大袈裟と思うでしょうが、実はコレ、去年の初夏に立てた企画。つまり、去年の夏に暑気払いをしようとして、実現したのが今年の夏の終わりっていうことで、一年越しの暑気払い、そりゃめちゃくちゃ遅いって言うわなぁ。
で、その暑気払い、行ったのは難波のフレンチ、草月っていうところ。
けっこう昭和の香りのする老舗って感じのお店。
でもって、まずは食前酒、アスティっていう甘口のスプマンテ。それから出てきたのが枝豆のムース。
2015-09-13 001.jpg
枝豆です、枝豆。
なのでというか、暑気払いだからっていうか、飲むのはビール。まさに枝豆にビール、ニッポンの暑気払いって感じですね。まあ、今さら言ってもあんまりピンとこないけど。

で、まずは前菜、その前に、出てきたパンはバジル風味の。
2015-09-13 002.jpg
で、前菜。
2015-09-13 003.jpg
鱧と梅肉っていう夏の基本パターンを元に、鱧をスモークに、梅肉をドレッシングに仕立てて、さらにそこへマグロやサーモンのカルパッチョを配してる。
まあ、わかりやすいっちゃあ、わかりやすい。

それから、フォワグラのポワレ。
2015-09-13 004.jpg
これは、下にとうもろこしのガレットみたいなのが敷いてあって、甘くてフォワグラとよく合う。
で、そうこうしてる間にビールをワインに持ち替えないと、ということでオーダーしたのがジャン・クロード・マスっていうところのシャルドネ。
2015-09-13 005.jpg
ほんとにシャルドネっぽいシャルドネ。
甘くもなく、辛くもなく・・・ってな印象。
まあ、そのぶん安心して飲めますけど。

で、そろそろオマールかって言う前にミネストローネ。
2015-09-13 006.jpg
わが家でミネストローネをつくるときは、幾つもあるレシピの中から鉄人ムッシュ坂井のを参考にしてつくるんやけど、そんあふうにフレンチでミネストローネっていうのもアリのようでして、これもなかなかおいしい。

で、いよいよオマール。
2015-09-13 007.jpg
グリルした野菜とともに、アメリケーヌソースっぽいオリーブソースみたいなの(?)で。
単純に2つに割ってグリルしてるだけなんでしょうが、頭のてっぺんから尾っぽの先っちょまで余すことなくクルンととれる。そういう意味では精神衛生上とてもいい。
でもって、これがアタリマエながらジャン・クロード・マスのシャルドネによく合う。

で、さらに間髪を入れず牛フィレのステーキ。
2015-09-13 008.jpg
周りを見回すと、なんでかワインを飲んでるのはぼくだけでして、くだんのシャルドネがまだまだあるのでお目当ての赤ワインを頼むこともできず、自己責任でフィレステーキにもシャルドネで。
まあ、肉もそんなにワイルドじゃないフィレやったんで悪くはなかったですけど。

で、最後のデザートが焼きプリンとムースみたいなのとジェラートと。
2015-09-13 009.jpg
とまあ、これだけ食べればよいよりも先に満腹になるっていう話。
でも、そういえば、満腹になったんで、裏メニューのハヤシライスを食べるのを忘れてた。ちょっとザンネン。

・・・てな感じで、めちゃくちゃ遅い暑気払い。
この態で行くと、ことしの暑気払いはまた来年か、ひょっとしたら再来年ってことになりそうですねぇ。

JUGEMテーマ:グルメ



フレンチ | comments(0) | - | 

つれあいの誕生日、フレール・ド・シャンソニエ(後)

きのうに引き続き、先週末につれあいの誕生祝いに出かけたフレール・ド・シャンソニエのことを。
で、まずは鯛のポワレとタラバガニのムース。
2015-02-22 008.jpg
桜海老のソースがかかってます。
この皿には、ハマグリとキャベツの蒸し煮っていうのもあったはずなんですけど、影になってたんかな。
もっとも、ボクは鯛のポワレしか食べてませんから。

で、お次がボクのメイン、鴨です、鴨。
2015-02-22 009.jpg
マグレカナール。
ハチミツのカラメリゼソース、タプナードとバルサミコの風味。
でも、これが・・・残念。
ボク好みでは、ないヮ。

で、気を取り直して娘のメイン、オマール。
2015-02-22 010.jpg
きのうも書いた、はいチーズって言って画像を撮ったら、娘にはおやじギャグと揶揄され、おまけにピンボケでしたっていうカナダ産のオマール。
ローストされて現れた。これが大当たりですわ、アメリケーヌソース。アタマのところにラタトゥイユが添えられてる。
ぼくはちょびっとハサミのところをいただいただけなんですがね。

それから、つれあいのメイン、サーロイン。
2015-02-22 011.jpg
お約束のマディラソース。
これが案外脂っぽくなくて、わりと赤身のつれあい好み。
というわけで、メインが一通り終わって、あとはデザート。
まずはぼくのモンブランとみかんのシャーベット。
2015-02-22 012.jpg
ここまで来てモンブランが食べられるとは思わなかったなぁ。
でも、これは露払いみたいなもんでして、やっぱりつれあいのデザートはろうそくが点いてる。
2015-02-22 013.jpg
リンゴのソテー、キャラメルアイス添え。
見てのとおり、「おたんじょうびおめでとう」と。
それからついでに娘のプリンアラモード。
2015-02-22 014.jpg
こちらは、写ってないけど、「合格おめでとう」と。

というわけで、計14品。
なかなかイイですねぇ。けっこう安定感があって。
まあ、滅多にフレンチなんか行きませんからねぇ。
残念なのはワインが飲めないってことかな。早く娘が免許取ってくれへんかなぁ・・・

JUGEMテーマ:グルメ
  
フレンチ | comments(0) | - | 

つれあいの誕生日、フレール・ド・シャンソニエ(前)

きのうはプチ同窓会のことで、ほとんど料理のことに触れなかったんで、きょうはそのかわり、おとといつれあいの誕生日に出かけたフレール・ド・シャンソニエのことを。
で、さっそくですがウエルカムドリンク。
2015-02-22 001.jpg
むろん、フレール・ド・シャンソニエにはクルマで出かけたわけで、好きなワインが飲めない。なので仕方なく、甘いジュースでカンパイ。
で、まずはスープから。
2015-02-22 002.jpg
さつまいものクリームスープ。
甘みがくどくなくて穏やかな味。
ウチでもこんなのが手軽にできたらええんでしょうがねぇ。
それから運ばれてきたのがフレッシュフォワグラのソテー。
2015-02-22 003.jpg
黒胡椒とシェリー酒酢のキャラメリゼ、大きくパイナップルのスライスが盛られたサラダが添えられてます。
味の構成はパイナップルのスライスとフレッシュフォワグラ、それにキャラメリゼが主なところ。酸味と甘みに挟まれたフォワグラの濃厚なところがなかなかいい。
それからオマール。
2015-02-22 004.jpg
カナダ産のやつ。きょうはこのオマールをって、店の人がわざわざ持ってきてくれたので、はいチーズって言って画像を撮ったら、娘にはおやじギャグと揶揄され、おまけにピンボケでした。
で、オマールのローストはまたあとで登場、で持って次の皿。
2015-02-22 005.jpg
左が活けヒラメの瞬間燻製、(さっきのとは違う)オマール海老とアボガドのシェルクル、水タコ添え。右がうずらとフォアグラのパテ白菜ロール仕立て。
みんなでシェアするんで、「あれっ、オマールはどこ?」ってなことにもなったりする。
うずらとフォアグラのパテはけっこうおいしかったんでちょっと多めに食べさせていただきましたが。
それからこれは娘の。
2015-02-22 006.jpg
中味は鴨のコンフィという説明。
ちょっともらったけども、やっぱりコンフィ、鴨っていう感じがあんまりしない。
で、次は下の娘のお子様用のフィレステーキ。
2015-02-22 007.jpg
味はともかく、これがいちばんうまそうに撮れた画像と違うかな。
味も、行く前からハンバーグにしよか、それともステーキにしよかと悩んでた娘の期待に沿ったものらしくご満悦でありましたので、横からちょっとちょうだいっていうわけにはいかず、娘がおいしかったっていうのを信じるしかないですが。

と、ここまででようやく半分。
続きはやっぱりあしたにでも。

JUGEMテーマ:グルメ
     

フレンチ | comments(0) | - | 

紀州南部ロイヤルホテル レストラン「四季」のこども料理 う〜ん、ケシカラン

年賀状を書いてる。
この期に及んで、でありますが。
ま、何年か前、除夜の鐘を聴きながら書いたことを思えば、まだマシということで。
で、その傍らブログの更新をするっていうのは、結構しんどい芸当なんですが、いちおう、印刷のあがるまで、きのうの続きっていうか、付け足しっていうことでお気楽に。

で、その付け足し。
紀州南部ロイヤルホテルにあるフランス料理のレストラン「四季」での食事に関してなんですが、きのうはオトナのことを書いたわけで、きょうは後回しにしてたコドモのこと。
ま、わざわざ付け足すこともなかろうにって言われるかもしれませんが、あまりにも豪華やったもんですから。まずは前菜。
141229-1.jpg
サラダにスモークサーモンとイクラをあしらったの。
冷静に考えると、ふつうの前菜なんですけど、これがこどもらひとりに一皿っていうのがなんとも。
ぼくら的にはコドモの食事って言えば、ワンプレートがアタリマエってなステレオタイプを持っているんですが。

それから次がスープなんですけど、これはうちの娘が映り込んでまして、ま、画像の掲載は省略ってことで。

なので、いきなりですが、メインのプレート。
ステーキとエビフライと鶏の唐揚げ。それにフライドポテトも。
141229-2.jpg
う〜ん。
ステーキはハンバーグステーキではなくて、ステーキですよ、ステーキ。くどいようですけど。
下の娘のステーキを切り分けてやったので(ついでに一口つまんでみたんで)わかるけど、焼き加減も申し分なし。コドモのだからといって手を抜いたりしてません。
それにエビフライが1本ならず2本も。
その上唐揚げとフライドポテトまでついてる。
贅沢だ、贅沢。
さらにこの後デザートはプチケーキなんかがいろいろと並んでたみたい。
もうこの頃になると、こちらの食事に忙しくって確認できてなかったけど、下の娘が余ったケーキを「おとうさん、食べて」って持ってきてくれましたから。

もしボクが小さい頃にこんなの食べてたら、いまのように食に対する執着もないでしょうし、そうなればこのブログをこんなふうに続けてるってこともきっとなかったでしょ。
やっぱり贅沢すぎますよね。それともやっかみが過ぎるかなぁ。
ま、ともあれ、ボクは小さい頃にこんなの食べたことなかったし、だからいまだに食に対する執着もあるし、だからこのブログをこんなふうに続けてる。それがいいのか悪いのか、う〜ん、わからんようになってきた。
まあ、ええわ、それはともかく年賀状書こ。

JUGEMテーマ:グルメ
   


フレンチ | comments(0) | - | 

年の最後に紀州南部ロイヤルホテルのレストラン「四季」で

きのうからつれあいのお父さんお母さんのお誘いで、わが家と義弟一家二組ともども、一族郎党打ち揃って紀州みなべへと行ってまいりました。
年末の忙しい最中、少し羽根を伸ばして温泉につかり、食事でもというはからい。というわけで、紀州南部ロイヤルホテルにあるフランス料理のレストラン「四季」での食事のことを。
オトナ8人、コドモ6人という構成。コドモのことは後回しにして先にオトナからっていう大人げない紹介の仕方で。まずはマグロのタルタル、アボガドのカネロニ仕立て。
141228-1.jpg
アボガドに巻かれたマグロのタルタル。
オレンジ色のソースとグリーンのソースが交互に並んでなかなかきれいな出来映え。
いちばん上のイクラの透明感が効いてる。
手前は茄子のムース。
のっけから赤ワインを頼んだんですけど、マグロでよかった・・・て思ってたら中身にイカが入ってる。
イカが苦手だから言うんやないけど、イカは赤ワインには少し余計。
で、その赤ワイン。
コート・デュ・ローヌの。E・ギガルって書いてある。
141228-2.jpg
リストにはブルゴーニュって書いてあって、その価格からてっきり軽めの若いピノかなって思ってたら、あれ? 以外と濃い色合い。
呑んでみると色合いどおりのヴォリュームあるボディ。こりゃピノでない。
で、調べてみるとやっぱり。主体はシラーとグルナッシュなんだそう。
で、次に来たのが貝柱のベーコン巻が野菜のクリームスープの中に入ってるの。
141228-3.jpg
貝はあんまり得意ではないんですけど、貝柱は例外的に食べられる。それにベーコンで巻いてくれてますしね。
スープにはカレースパイスが効かせてある。これが何の外連味もなく効かせてあるのがイイ感じ。
でも、次もきっと魚でしょうから、ワインはインターバルの際にパンと一緒にチビリチビリと。
141228-4.jpg
というわけで、パンはバゲットとフォカッチャとあと一つはなんだったっけ。
でも、ボク的にはそのあと一つのやつが一番おいしかった。
で、パンにバターを塗ってワインをチビチビと。
そうしてるとやっぱり次に来たのは魚、真鯛。
141228-5.jpg
なんだか、繭のようなのにまかれてある真鯛。
村上春樹さんの「1Q84」に出てくる「空気さなぎ」を連想してしまうんですけど、これってカダイフっていうトウモロコシと小麦粉を練って糸状にしたものなんだそう。
それがカリカリの衣になってて、中に真鯛が入ってるっていう寸法。添えられてあるラタトゥイユと一緒に味わうとなかなかおいしい。
で、お次がようやくの肉。
141228-6.jpg
牛フィレ肉のロティ、グリーンマスタード風味。肉をおいしく焼き、おいしく休ませてある。ようやくチビチビ飲んでたワインを全開。
やっぱり楽しみは最後に取っておくもんですねぇ。
付け合せのじゃがいものミルフィーユがピンク色をしてたもんですから、てっきり厚切りのベーコンかと思い込んでましたけど。
で、ようやくデザート。紫芋のお汁粉仕立てとフルーツグラタン。
141228-7.jpg
ああ食べた食べた食べた。
腹いっぱいです。
途中、下の娘が自分が残したのを皿ごと持ってくるもんですから、それも平らげて。
まあ、娘らのいただいたコドモ用の食事はまたあしたにでもというわけで、きょうはオトナのディナーのことを。それにしても年の最後にこんなのにありつくと、ことしはいい年やったって錯覚してしまいますヮ。

JUGEMテーマ:グルメ

フレンチ | comments(0) | - | 

フレールドシャンソニエ ちょっと穴場かも

ええっと。ボクの誕生日は本意やなかったんですが、つれあいの誕生日は自身でとったフレールドシャンソニエへ。
ひさしぶり、この店。以前来たときは上の娘が階段の手すりでアタマが挟まって抜けなくなったっていう笑い話もぁるンやけど、その時たしか2歳くらいやったと思うから、もう10年ぶり?
まあ、ともかくつれあいとプチコースを注文。
まずはアミューズ。2種類あって、それをひとずつ。

つれあいは地鶏で海老を包み込んだバロンティーヌで、ボクは必然的にもう一方のアスパラのムースに白魚のフリットが乗っかったの(といってもシェアするんやけどね)。
で、括弧書きのとおりシェアした結果、これはもうどちらもバロンティーヌに軍配を。ただ、これをひとくちであんぐりと食べてしまったことに後悔。もうちょっと味わったらヨカッタなぁって。
で、次はオードブル。

つれあいのは海の幸をグリーンアスパラで包みサラダ仕立てにしたの。
ボクはクエとホタテのタルタル。薄切りの大根かぶせてぁる。上に乗ってるのはラディッシュで、菊菜のソース。
つれあいのはシェルクルでかたどったのを外へ向かって展開してるっていう感じ。
ボクのはココットに入れて内向きに。これはボクのの方が気に入った。
それからスープはトマトと人参の。上にクミンシードが何粒か。これがけっこう効いてる。
クミンシードを噛むとカレーっぽい香りが湧き立って、それがトマトと人参の味にうまいこと和む。なかなか。
で、メイン。


ボクは仔羊。フィレを脂身みたいなので巻いて香草パン粉焼きにしてある。ソースはポルト酒仕立て。
つれあいは牛ロースのステーキ。マディラソース。

これもなかなか。プチコースやと思って侮ってはイケマセンな。
ちなみにコドモらは、妹がハンバーグやエビフライ、サラダなんかがワンプレートになったお子様ランチ。姉はランプ肉にチーズを乗せてオーブンで焼いたの。それに人参のグラッセやら茄子やらが添えられてる。そんなの。
で、最後のデザート。

ボクがティラミス、れあいは洋梨のコンポートにそれぞれジェラートが添えられてるの。ちなみに右下のは娘らの。

まあ、月曜の夜ですから、お客もホントにまばら。
でも、家族4人でこんな値段でええの?っていうくらいのコスパ。
こりゃまた誰かと行くべきかねぇ。

 
JUGEMテーマ:グルメ


フレンチ | comments(0) | - | 

「ひさびさ」に便乗してパリオランジェのことを

最近は「ひさびさ」っていう話が多いんで、それに便乗してひさびさに行ったパリオランジェのことを。
行ったのはこのあいだ、大阪府庁に説明会を聴きにでかけた帰り道、同僚のYちゃんとともに。
オトコ2人で行くような店でもないんですが、ちょうどタイミングがお昼ちょっと前で、12時を過ぎればきっと空席待ちになるこの店へ行くには絶好なタイミングだったもんで。
で、店へ着いてみると案の定、これから混み合うってな感じ。
で、まずはミニココット。

ニンジンのマリネサラダ。「キャッロット・ラペ」って言うんでしょうか。前菜はこれだけ。
どっかでクミンシードかスパイスの囁きみたいなのが微かにあるんですけど、でもまあ、言ってみればニンジンをせん切りにして、ビネガーとかスパイスとかで和えて冷やしておいただけのもの。
この素っ気の無さがパリの食堂っていう感じ。
以前、「つむじ風食堂の夜」っていう本のことを書いた時に、たしか触れたと思うんですが、「つむじ風食堂」にせよ、「食堂かたつむり」にせよ、ボクはどうもこの「食堂」っていうのに反応するようでして、そういう意味でこのパリオランジェもパリの食堂っていう感じがするんで、気になるんかなぁ。
で、まあ、そんなことはともかくとして、次の主菜の話を。

主菜は鶏のロースト。
これにじゃがいもやらいんげんやら枝豆なんかがふんだんに添えられてあって、それにバジルソースとマスタードなんかがかかってる。
ここのローストの腕はホントにたしかで、ホントにゼツミョーな焼き加減。でもこの鶏、ちょっと臭みがある、かすかに。
まあ、だからバジルソースとマスタードなんでしょうねぇ。でも、前菜のクミン、主菜のマスタードって味わうとボクの場合、カレーをイメージしてしまう。ウチのカレーはこれで香りを立たせるんでねぇ・・・
と思ってると、夜はカレーだった。これって予感なんだか、前兆なんだか。


JUGEMテーマ:グルメ


フレンチ | comments(0) | - | 

ジョルジュでディナーを

これはついこのあいだの話。このブログにも何回か書いたジョルジュでディナーをいただきました。
というのも、何度か通ってるあいだに、店主の方ともずいぶんと親しくさせていただくようになって、それで一度ディナーをということで。

で、今回は無理を言ってワインの持ち込みを。
ワインはアロース・コルトン・レ・シャイヨの2002。たしか3年前にフランスで買ってきたもの。
ブルゴーニュはコート・ド・ボーヌ地区、アロース・コルトン村のルイ・ラトゥール家所有の一級畑赤ワイン。コルトンに次ぐ品質の高いワインという評判なんですが、よく言えば繊細で奥ゆかしい感じ。悪く言えばちょっと儚げとでも言うんでしょうかねぇ。

と、まあ、ワインはともかくとしてまずはスープ。林檎のスープとブロッコリーのスープ。ともにじゃがいもがベースだとか。
僕は以前、林檎のスープは飲んだことがあるんでブロッコリーのスープを選んだんやけど、うん、上々。
林檎のスープはたしかカレーの風味が隠し味になってたはず。そのあたり気づいてるんかなぁ。
それから、フォワグラのソテー。コンカッセにしたイチゴに林檎、パイナップルがかかってる。うんうん、こちらも上々。ただし、ひょっとしたらフルーティな白ワインのほうがいいんかも。

で、お次が魚。

鱈をライスペーパーみたいなので包んで揚げてあるので、皮は当然サックリで、なかはしっとり感が残ってる。
で、カレー風味のソースが敷いてあって、上には明太子が乗ってる。鱈の淡泊さにちょっとパンチを与えてるって感じ。
それからつけ合わせが茄子を揚げて皮を剥き、ドレッシングと和風のだし汁で和えたの。おおお、こりゃうまい。
でも、ここまではどっちか言うと白ワインやなぁ。

というわけで、ようやく、赤ワイン用?ヘレ肉。ワサビのソースがかかってる。

これには京芋のソテーとブロッコリーがつけ合わせで添えてあって、さらにガーリックライスがついてくる。

で、これでおしまいかなぁと思ってたら、サラダが出てきた。

サラダはアボガドとそばのサラダ。
なるほど、打順を組み替えてきたなってな具合。

というわけで、ようやくデザート。
焼きバナナのクレープ包みとか、洋梨?のコンポートとか。

いやあ、満腹、満腹。
さて、これでハウマッチ?


JUGEMテーマ:グルメ


フレンチ | comments(0) | - | 
<< | 2/4P | >>
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>