雑炊はふぐとカニとが双璧だ
前回はカニすきのことを書いた。
雑炊は、ふぐとカニが双璧だとも。
で、きのうはそのふぐ。忘れてたわけじゃあないんですが、きのうは忘年会でした。
場所はいつもの、とある鮨屋の2階。料理は鍋。鍋はてっちり。
で、前にも書いたとおり、鍋の最中は忙しくって画像を撮る間がない。
なので、のっけにその盛ってるところを。これがけっこう、食べ尽くせないほど。
で、話を最初に戻して、まずは前菜。この日は白子と鉄皮から。
白子があるときとないときがあるんですけど、ことしはツイてる。
でも、これから手を付ける気にはならない。最初はビールでカンパイですからね。
ビールに合わせるのはコレ、ふぐの唐揚げ。
この唐揚げにむしゃぶりつき、ビールをゴクゴクと。
そのあいだに、これを頼む。
ほどなくして届いたヒレ酒の蓋を取り、火のついたマッチをかざしてアルコールを飛ばす。
たぶん、それが燃えようが燃えまいが、味には関係ないと思うんですが、やっぱりボウッと炎があがると、ちょっとうまそうな気分になる。
これでようやく心置きなく白子をつつき、鉄皮を噛みしめ、でもって、てっさを頬張る。
一枚一枚なんてケチなこと言わずに、箸でがさっと掬って。
なんだか、ヒレ酒ですべてが動き出すような。
それからどんどんと鍋をつつき、もう食べ尽くせないほどのフグを食べ尽くす。
いつもなら、白菜を食べ、葱を食べ、豆腐を食べるんですが、この日ばかりはふぐ、ふぐ、ふぐ、ふぐ・・・・・ふぐばっかり食べてる。
で、ようやく尽きないフグを食べ尽くし、尽きない話を語り尽くしたら、ようやく〆の雑炊に。まずは漬物の盛り合わせ。
で、長老のKやんが雑炊を一手に引き受けて、腕によりをかけて炊き上げるまで漬物をつっつきながら、まだヒレ酒をグビグビと。このまま飲み続けたら、忘年会ならずとも、いろんなことを忘れてしまうわなぁ・・・
そんなふうに思い始めたころに、雑炊が炊きあがる。
やっぱ、雑炊はふぐとカニが双璧やわ。
この鮨屋、秋の台風の影響でしばらくは閉店だとか。
つぎの店がいつ、どこで開くのかはまだ未定。
でも、また、来年もこんな宴が開けますように。