2011.12.31 Saturday
今年も年越し蕎麦
今年も年越し蕎麦。
物心ついた頃から年越し蕎麦はずっと実家の近所にあるちどり食堂のてんぷらそばです。
このブログをはじめて5年余、大晦日にはずっとここの年越し蕎麦を載せているんですけど、2年前、手違いでてんぷらそばでなく、きつねそばを食べたらその次の年に親父が亡くなったんで、これはもう何があってもてんぷらそばを食べなければって思ってしまっているわけ。まあそこに因果があるなんてハナッから信じてるわけではないんですけど、やっぱり縁起物ですからね。
でも、まあそんなわけで、あらためて書くことは残っていない。
だから、以前書いたのを再掲すると、ちどり食堂の蕎麦は、以前に厨房男が命名した下町情緒の薄味仕立て。「下町情緒の薄味仕立て」っていうのは、昆布と鰹節だけでなく、宗田節とかが入った“ほんわか”とした味。前は“ほんわり”と言ってみたんですが、ほんわかと言った方が下町情緒っぽい。ちょうどむかしっからの吉本新喜劇のテーマ曲で、「Somebody Stole My Gal」っていうのがあるんですけど、これが「ほんわかぱっぱぁ、ほんわかぱっぱぁ、ほんわか、ほんわか、ほん」ってな感じの曲で、なかなかちどり食堂の蕎麦によく合ってる。街の食堂を舞台にした新喜劇っていうパターンもありますしね。
ここまで書き進んで、むかし子どもだった頃を思い出した。
「ほんわかぱっぱぁ、ほんわかぱっぱぁ、ほんわか、ほんわか、ほん」ってな感じのトロンボーンが流れ、新喜劇を観てケタケタと腹を抱えて笑ってたあの頃。下町情緒の薄味仕立てはそういう意味でボクの原点の味かも知れません。
だから知らずに毎年毎年大晦日にリセットしてるような、蕎麦一杯にそんな意味をみてとるのはチョット面白いかもね。
物心ついた頃から年越し蕎麦はずっと実家の近所にあるちどり食堂のてんぷらそばです。
このブログをはじめて5年余、大晦日にはずっとここの年越し蕎麦を載せているんですけど、2年前、手違いでてんぷらそばでなく、きつねそばを食べたらその次の年に親父が亡くなったんで、これはもう何があってもてんぷらそばを食べなければって思ってしまっているわけ。まあそこに因果があるなんてハナッから信じてるわけではないんですけど、やっぱり縁起物ですからね。
でも、まあそんなわけで、あらためて書くことは残っていない。
だから、以前書いたのを再掲すると、ちどり食堂の蕎麦は、以前に厨房男が命名した下町情緒の薄味仕立て。「下町情緒の薄味仕立て」っていうのは、昆布と鰹節だけでなく、宗田節とかが入った“ほんわか”とした味。前は“ほんわり”と言ってみたんですが、ほんわかと言った方が下町情緒っぽい。ちょうどむかしっからの吉本新喜劇のテーマ曲で、「Somebody Stole My Gal」っていうのがあるんですけど、これが「ほんわかぱっぱぁ、ほんわかぱっぱぁ、ほんわか、ほんわか、ほん」ってな感じの曲で、なかなかちどり食堂の蕎麦によく合ってる。街の食堂を舞台にした新喜劇っていうパターンもありますしね。
ここまで書き進んで、むかし子どもだった頃を思い出した。
「ほんわかぱっぱぁ、ほんわかぱっぱぁ、ほんわか、ほんわか、ほん」ってな感じのトロンボーンが流れ、新喜劇を観てケタケタと腹を抱えて笑ってたあの頃。下町情緒の薄味仕立てはそういう意味でボクの原点の味かも知れません。
だから知らずに毎年毎年大晦日にリセットしてるような、蕎麦一杯にそんな意味をみてとるのはチョット面白いかもね。
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