厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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THE FOOD LAB

 

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久しぶりに本の話。

先月も、先々月も飛ばしてしまったからね。

決して本を読んでないわけじゃなく、ただただ単純に忘れてしまってただけのこと。

それも翌日くらいに気づけば、なんとかてへぺろってするんだけど、しばらく経って、あっ、ああぁ・・・ってなるんで、もう手の施しようがない。

 

とまあ、弁解をグダグダ言っててもしょうがない。早く本題をってことで、「ザ・フード・ラボ」。たまたま覗いた和泉中央の図書館で見つけた本。

著者はJ・ケンジ・ロペス=アルトっていうアメリカの人気料理サイトの名物シェフ。ニューヨーク・タイムスは彼のことを「インターネット・クッキングのオタク王」と呼んだんだとか。

もちろん、オタク王と呼ばれるからにはそれ相応のワケがある。そのひとつがMIT出身の科学者だというところ。科学的アプローチで、幾度も行った料理実験から得られた結果を、シンプルでわかりやすい方法へとフィードバックする。

こう書けば、なんだか容易に思えるけど、その実こうした落とし込み作業っていうのはずいぶんと骨が折れるハズ。以前にも取り上げた土屋徹さんの「男の―」シリーズは、まさにそうしたプロセスをひとつのストーリーに仕立ててるわけで、ケンジのばあいはそれを見せずに、何事もなくやすやすとしているかのように振舞ってる。

 

で、お気づきの方もいるかとは思うんだけど、このあいだ試した真空調理法も彼のアイデアを転用したもの。レシピにはないんだけど、読み込めば原理はだいたい呑み込めたんで。

ただ、この本をくまなく読み込むっていうのは、図書館から借りた3週間ではちょっと難しい。なにせこの本、400ページを超えるボリュームなんで。それでも、これは原書から「卵料理」「スープ」「ステーキ」の部分をまとめただけで、半分にも満たないボリュームなんだとか。

でも、こんなふうにぼくらが疑問を挟むことなく従ってきた昔っからの調理法を見つめなおし、もっとうまくいく新たな、しかも家庭でもカンタンにできるテクニックを再構築するっていうのは、以前紹介した樋口直哉さんが進めてる方向性とよく似てる。

まあ、そういった最新の料理学っていうのは、専門機関で学べばいいのかもしれないけども、なかなかおいそれとそういう行動には移せないもんだから、こんなふうに書籍として流通するっていうのは、ほんと助かる。

もっとも、400ページを超える超えるこの本、読み残してる箇所もいっぱいあるわけで、またそのうちあらためて借りてこないといけないなぁって思ってる。6000円の本はなかなかぼくには買えないんでねぇ・・・

 

 

 

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