厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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再開はアンジュから

使ってたパソコンが壊れたので、ここ数日ブログの更新を休んでた。

数日にわたって更新を休むなんていうのは、これまで父や母が亡くなった時くらいのことだったんだけど、その時は葬儀の諸事に忙殺されてたわけで、今回のようにぽっかりと休むなんてのは、このブログを始めて以来、そんなに記憶にない。

 

だけども、そんなときでもやっぱりブログのことを考えてしまうのは長年染み付いた性分なのかもしれないね。

だから、再開するときはどんな料理のことを書こうかと、ずっと考えてたんだけども、結局、アタマに浮かんだのは土曜日に買ったバゲットアンジュのこと。

 

土曜日は、用もないのに、ブログを更新することもないのに朝早く目が覚めた。

で、朝一番にフルニエに行ったところで目当てのバゲットアンジュが手に入らないのは承知の上なんだけど、それでもできるだけ早くアンジュが欲しくって、早くからフルニエに。

でも、やっぱりアンジュはなかった。

仕方なく食パンを買おうとレジの行列に並び、通りがかった店の人に「アンジュは?」って尋ねると、厨房にたしかめに行ってくれて、「あと13分!」って答えが返ってきた。

アンジュも含めて会計を先に済ませ、少し待つと厨房から焼きたてのアンジュが届いた。

まだ素手で触れないくらいに熱いアンジュ。帰りのクルマの中は香ばしい小麦の香りで充満。

もちろん、矢も盾もたまらずに齧りついた。

2019-10-20 001.jpg

ガシガシガシ。

喩えはうまくないんだけど、焼きたての素焼きのおかきをぼりぼりと食べる味わいによく似てる。

それほどまでに水分なく、カリっと焼き上がった外皮を食べられるのはこの瞬間だけだからね。

よく漁師が船の上で釣りたての魚を食べて、これは漁師でないと味わえないとか表現するばあいがあるけど、そんなのによく似てる。

これが港に着くころには、もう味わいが変わってるのと同様、家に帰ってアンジュを食べるころには内部の水分がまわって外皮は少ししんなりとなってる。

だから、軽くトーストするんだけど、単にそれだと焼きたてを再現しようとするだけのことだから、ここはひとつ、カルピスバターを乗せて焼き上げる。

2019-10-20 002.jpg

あらかじめバターを載せて焼き上げると、バターが溶けて、そのあたりだけは焦げずに、周りのところが少しきつね色になる。

これくらいがいい。

バターがジュワッと溶けてて、その周りがカリっと焼き上がってる。

これはこれで、焼き立てとはまた違ったおいしさ。

で、サラダもオムレツもハムも用意する間がなくって、かろうじて淹れたコーヒーと。

2019-10-20 003.jpg

というわけで、再開はバゲットアンジュから。

まだまだパソコンの設定が途中で、以前のように慣れた環境じゃないんだけど、まあ徐々にペースを戻していきたいねぇ。

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