厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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残暑も最終電車のように

蒸し暑い、なんて9月も終盤となって今さらなんだけど、きのうは湿気もあったんでね。

でも、この暑さもきっと最終電車のように、ことし最終の往き去る暑さなんだろう。

なので、それに乗り遅れないように、冷やし中華のはなしを。

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冷やし中華の話なんて、もっと早く書いたらよかったんだけどね。

じつはこの冷麺をつれあいが買ってきてからしばらく経つ。

なのに食べてないっていうのは、それが二人前でなかなか二人で食べるチャンスがなかったっていうこともあって。

食指が動かないのかといえば、全くそんなことはなくって、しゃんと背筋が伸びそうな教科書体で書かれた惹句の数々にはけっこう心惹かれるものがある。曰く、「ゆめちから×きたほなみ使用」、「麺職人のこだわり冷やし中華」、そして、「創業六十余年 匠たかはし」、「麺線二十四番手 細打ち生麺」・・・

 

さて、その冷やし中華、あいにくパッケージの写真のようにはいかず、ていうか、元からそんなふうにする気はさらさらなくて、茹で鶏ときゅうりの細切りにごまだれで棒棒鶏麺を目論んだ。

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午前中に茹で鶏を仕込んで外出。

沸騰してる鍋に紹興酒と塩を加え、生姜と葱とともに鶏胸肉を放り込み、ひと煮立ち。

あとはそのまま放置して外出したんだけど、帰ってきてもまだ完全には冷め切ってなかった。

茹で鶏は、ゆっくりと冷めていく過程で火が通り、しっとりと仕上がるわけで、ほんとは途中で無理やり冷やすっていうのはNGなんだけど、仕方なく冷水に鍋を浮かべて。

でも、きっちりそれをつれあいに見破られてシマッタ。

まあ、鶏のほうはともかくとして、問題は麺がどうか、タレがどうかっていう話。

麺はけっこうプラスチッキーで、全体的に弾力に富んでる。弾力が平準化してて芯が見当たらないのは、温麺のばあいは物足りないんだけど、冷やし中華のばあいはむしろこっちのほうがいいんじゃないかな。

ただ、タレのほうは棒棒鶏ならずとも少し酸味が勝ち過ぎかな。擂り胡麻を加えたけど、それでももう少し胡麻の風味が欲しかった。これが真夏なら、涼やかでそれもいいっていう話かもしれないけど、ことしはこれが最後の冷やし中華。

そうなると蒸し暑い、なんて言うのも少し名残惜しい気もするな。

 

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