厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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欅の神への捧げ物

きのうちょっとふれたお酒、あらためて書いてみたいっていうのをきっちりキャッチされたんで。

じつはこのあいだ滋賀に行ったときに、時間外に立ち寄った酒蔵。

同行した方が一度行ったことがあるっていうんで、ほぼ飛び込みのようにアポイントを取ったんですが、快く対応いただいて、めでたく見学を。

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藤居本家という江戸時代より続く酒蔵。

肝心のお酒のことは後程書くとして、もうひとつ特筆すべきはこの酒蔵の建築。

昭和30年代に先代の女性が独学で設計したんだという。琵琶湖周辺の選りに選った欅の銘木をふんだんに使った建築。このあいだ京都へ行ったときに訪れた清水寺は、欅の柱が自慢のひとつなんですが、こちらの欅の柱のほうが数段凄い。

ぼく自身、長く建築から離れてたんですけども、久しぶりに凄いのを見た。

残念ながら、そちらのほうは画像を撮るのも忘れて魅入ってしまったんですが、ご厚意でお見せいただいた旧の酒蔵はこんなとおり。

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で、そこで醸されるお酒がこれ。旭日、純米吟醸生原酒。

ちょうど、早春搾りの新米の新種を手詰めするっていう催しを始めるところだったそうで、その一番手として自ら手詰めして封をしてもらったのがこのお酒。

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四合瓶に張り付けるエチケットも貰ったんですが、このままにしておくのがいいんやないかなぁって。

 

でもって、そのお酒に挑むのは、まずはコレ。ヒラメと鮭の造り。

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旭日はそれに寄り添うでなく、背反するでなく、ただただ在る。

説明してもらった遠く愛知川の水がゆっくりとゆっくりと濾過され伏流水となって湧き出る。そんなイメージがぴったりと重なるような味わい。

 

で、次にそれに挑むのは、安心堂白雪姫のあわゆき厚揚げ。

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前にも書いたように、「安心堂白雪姫」っていう店のなまえはともかく、ここのあわゆき厚揚げ、あわゆきっていう豆腐をじっくり揚げた、ふわふわな厚揚げ。それをオーブントースターでカリッと焼き、おろし生姜と刻み葱をちらし、醤油をかけていただく。

これは旭日になかなか。ストレートな醤油の味に応えるかのよう。

 

で、さいごに挑むのがこれ。

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白菜と豚肉の旨煮。

ちょうど義弟のうちの近くにある地場の農産物の販売所、「いずみ ファーマーズ 葉菜の森」で手に入れてた白菜の芽のところを間引いたのを手に入れて、それをピエンロー鍋のように豚肉と煮立てただけのこと。

 

というわけで、きょうは三品。なんだか欅の神への捧げものみたいでしたね。

 

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