厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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会席は陰翳礼讃?

忘年会たけなわであります。

忘年会と言えば鍋か会席。以前はそんなふうでしたが、近頃は中華や焼肉に留まらず、フレンチ、イタリアンとずいぶん多様化しつつあります。

でも、やっぱり王道は会席。ていうんで、このあいだ行った「吉野」のことなど。

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その日は前の職場の忘年会にお呼ばれということで参加させていただきまして。

で、いちばん最初に出された前菜。

少し冷えっとしてて、晩秋から初冬にかけて寒さが増した今日この頃を表すかのよう。

でも、もう少し常温に戻してほしかったなぁ。

 

それからお造り。

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この「吉野」で困るのは、少し薄暗いこと。

日本家屋が陰翳に包まれてるのは、これは谷崎潤一郎も名著「陰翳礼讃」に著したとおりなんですが、どうも画像がセピアがかってしまう。なので、後からの画像補正がたいへん。これでもけっこう自然に見えるように補正したつもりなんですがね。

 

さて、乾杯こそビールでなんですが、どうもお造りが出てくると、熱燗にしたくなる。

これはもうぼくの条件反射みたいなものなんですが。

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まあ、こちらの画像補正は比較的うまくいったかな。

 

で、お次が味噌仕立ての紙鍋。

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これにはたしか、豆腐やら穴子やら。寒くなったとはいえ、水菜はもうひと霜くぐるくらいが柔らかくなるようで。

といっても今出回ってるのはきっと露地ものじゃないやろなぁ。

 

それから、いろいろと盛り合わせの。

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こういうのっていちばん最初に前菜盛でよく出てくるんですが、熱燗が進んでる最中にこういうのが出てくるっていうのも、こちらとしてはありがたいお話で。こちらをつまんで一献、あちらをつまんでまた一献・・・

 

・・・なんていい調子で言ってるとてんぷらがやってきた。

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こちらで一献、あちらで一献なんて言ってたもんですから、なんの天ぷらか皆目覚えてない。

 

続けて出てきた椀物。

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こちらは焼物の椀で、葛をうってある。

全体的に暗いトーンなんで、画像の補正がたいへん・・・なんていうのはもうどうでもいいことなんですが。

 

それから、最後があわび。こちらは画像補正がうまくいったかな。

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それよりも、鮑の切り身に辛子味噌がかかってて、そこへ茗荷が添えられてある。それがずいぶんシャープな印象でおいしかった。

貝嫌いとはいえ、この日いちばんうまかったのはこれじゃないかな。

 

で、最後のデザートがこんな感じ。

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ぼくら建築を学んだ者にとって、「陰翳礼讃」はもうバイブルみたいなものなんですが、ことブログにアップする際にはいつも閉口してしまう。この時ばかりは礼讃ではなく、悪罵でアリマス、実は。

  

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