厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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本せきぐちで悪行その2を

きのうは「せめてもの罪滅ぼしに」ということで、人間ドックに行った後にやった、悪行の罪滅ぼしの話を先に書いたので、悪いことのほうも少し気楽に書ける。
というわけで、その悪行その2。
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その2っていうのは当然にその1があるわけで、その1は何かというと、風月のお好み焼き。いつも人間ドックが終わった直後にここで乾杯するんで、それがその1。
盗賊がアジトへ帰ってヒヒヒと嗤いながら乾杯する、そんなイメージに近いかな。
で、しばらくのインターバルをはさんで腹をすかし、あらためて悪行へと繰り出す最初がここ、ミナミの名店、本せきぐちのすき焼き。でもって、上のと下のがその前菜、とか。
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上のは、ローストビーフやら、鮫の軟骨やらイカのすり身やら・・・
でもって、下のはフグの煮こごり。
そんなのをつまみながら、冷えた瓶ビールをやってると、しげしげと運ばれてきたのが主役の牛肉。
係の女の方が、鉄鍋にザラメを撒き、熱で溶け始めた頃合で肉を焼いていく。
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手慣れた、鮮やかな手つきで焼き上がったのを「タマゴにします?それとも・・・」って尋ねられたんで、やっぱりはじめはタマゴだろうと、手元のタマゴを溶いて、焼きたての肉を頂戴した。
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甘味が濃い。脂が濃い。タマゴが濃い。
ザラメと肉とタマゴだけで構成されたカタマリなんですけど、それが豪奢な味を醸してる。さすが、凄いですねぇ。まるで精妙できらびやかな沈金のような味。

で、それからおもむろに野菜。
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野菜は白菜にたまねぎ、エノキにねぎに焼き豆腐・・・
でもって、野菜にもザラメと醤油を、何か魔法の道具のように。
それをこんどは山芋とダシを合わせた、この店特有の漬け汁でいただく。
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味は、タマゴのようにその味わいで包み込むような感じではなくて、まろやかな風味をまとわせるという感じの。
で、タマゴでいただき、山芋とダシの漬け汁でいただき、交互に愉しみながらビールからお酒、ワインへと。

で、〆はうどん。
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係の女の方が、頃合いを見計らい、鉄鍋に残った具材をめいめいの器によそい、鉄鍋を一旦からっぽにして、それから。
いや、厳密にいうと、鉄鍋に残った牛脂や旨味にお湯を足し、また何か魔法の道具のようにザラメと醤油を加えて。

で、最後は冷菓を。
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というわけで、その2はおしまい。
もちろん、その3やその4、その5まであった・・・ような気がする。
これをいつまでも続けるっていうのもなんですから、また、そのうち思い出した時にでも。

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