厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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深清鮨の折 アイラヴ、フツーの巻きずしでゴザイマス

このあいだ、仕事納めを終えて、やれやれってなったはずなんですが、ビンボー暇なしというか、暇がないのが板についてしまってるのか、何やらバタバタと慌ただしく。昼ごはんをつくる余裕もないっていう感じ。
で、そんなときこんなのがあったらなぁって思いだしたのが深清の寿司。そういえば少し前、つれあいが深清の折を貰ってきてくれたときのことは書いてなかったなぁということで、久しぶりの深清の折。
小さな一人前の折をふたつなんですが、まずは一つ目。
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上巻にカッパに穴子の握り。上巻もさることながら、やっぱり有名なのは穴子のにぎり。口の中でふわぁっと溶けていきます。
でも、案外好きなのが、このカッパ。ここのはキュウリを幾つにか割いて巻いてあるので、きゅうりのコリリという歯応えではなくて、もう少しやさしい歯応え。
となると、「上巻きはどうよ?」ってことになるんですが、ここの上巻きは、ふつうの巻きに入ってる高野豆腐やかんぴょう、三つ葉に加え、椎茸の煮しめやら、卵焼きやらが入ってるんですけど、海老やつくりなど、取り立ててゴージャスなのは入ってない。でも、このピンク色の田麩が入ってるだけで、何やらゴージャスに思えてくる。
で、こちらも一見ゴージャスに見えるんですが・・・
131229-2.jpg
すまし。具は一見松茸かぁって勘違いしそうになるんですが、実はエリンギ。決して松茸ではゴザイマセン。で、それから水菜をたっぷりと入れて、その上に柚子皮を留めてある。
この柚子皮が一枚乗ってるだけで、見た目も香りもずいぶんとグレードアップする。
フム、我ながら上出来上出来。
で、もうひとつの折の方。
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こちらはふつうの巻きずしと穴子の押し寿司。ちなみに深清では、この押し寿司のことを「箱」って言います。
で、一つ目の折に較べると、こっちの方はシンプルというか、けれんみがないというか。
でも、湖に落とした斧のように、お前の好きなのは穴子握りカッパに上巻きの折か、それとも箱と巻の折かと訊かれると、一も二もなく選んでしまうのがこっち。穴子握りカッパに上巻きもいいけど、やっぱりアイラヴ、フツーの巻きずしでゴザイマス。
ずっと前に書いたように、主張が控えめでありながら、それでいてしっかりとしたという形容が似合うシャリに、はんなりとした味つけの高野豆腐や干瓢、そこに三つ葉の軸とおぼしき具がアクセントとなって、しっとりとした味わい。これもずっと書いてるんですが、ここの巻きずしが好きって言う人とはトモダチになれそうな気がします。
でも、今、「実は私も・・・」って言われても困ってしまう。なにせバタバタで、実は今から年賀状の用意をしないといけないもんですから。

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