厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし
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気ままなシャリアピン

最初はね、青椒牛肉絲をやろうと思ってたんです、ホントはね。
で、いつもはカルピの脂身の少ないところを細切りにして使うんですが、たまたま買い物に行ってもらってたつれあいから電話があって、腿ステーキ肉が半額になってるわよって言うんで、そりゃあもう、一も二もなく。
で、買ってきて貰った件のお肉、あまりに素っ気ないほどの赤身だったもんですから、ついフラフラと出来心でシャリアピンステーキに。

シャリアピンステーキを知ったのは、もう遠い昔、学生の頃。アルバイト先のレストランにたしかそんなメニュウがあったような。
で、(うろ覚えですが)聞くところによると、シャリアピンっていう声楽家だか音楽家だかのおっさんが、とあるホテルに泊まったときに歯がイタイって言い出しまして、そこのシェフがアタマをひねってできたのがこれという話。タマネギのみじん切りに小一時間漬け込むと、肉が柔らかくなって風味が増すとか。で、本来はスジ切りをするだけなんですが、タマネギが早く染みこむように、それに肉があまりにも硬そうやったもんで、裏表に2~3ミリ間隔で浅く切り目をいれまして、ちょうど格子になるように。で、塩胡椒をしてさっくり焼き上げる。

で、この日はかえすがえすも青椒牛肉絲をしようと思ってたわけで、それに入れようと思ってた筍は中華スープの中に。

あと青梗菜とエノキダケと。まあ、これはいつものとおり。

それからもう一品は、餃子。
これはこのあいだ王将の前を通りかかったとき、安売りをしてたんで、それを買って冷凍しておいたのを。

しつこく言うようですが、この日は青椒牛肉絲と餃子、それに中華スープという取り合わせで、まあまあバランスも取れてるかなって思ってたわけで、それが心変わりしてシャリアピンステーキにしようってなったもんですから、途端になにやらちぐはぐな感じになったというわけ。
まあ、このシャリアピンっていうオッサンも、たいがい気ままなオッサンやなあと思うんですが、それをいきなりしようと思った厨房男も人のことは言えず、たいがいなもの。まあ、シャリアピンステーキって言うのは気ままな産物ということで。


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