お昼はローストチキンにつられて
少し前のこと。その日は久しぶりに休暇を取って、つれあいと国立国際美術館へ、「ウィーン・モダン、クリムト、シーレ 世紀末への道」っていうのを観に行ってきた。
つれあいのお目当てはもちろんクリムト。ぼくはクリムトもそうなんだけど、やっぱりオットー・ワーグナーの建築が見たくて。
で、美術館のことはともかく、もうひとつのお目当てはランチ・・・になる予定だったんだけど・・・
ランチには美術館から歩いて行けるフェスティバルタワーのラ・フェットひらまつに行こうとしてたんだけど、あいにくの貸し切り。予約なしで行ったもんだからなぁ。
仕方なく、タワーの2階のレストラン街をうろついて、目に留まったのが上のローストチキン。店のなまえも見ずに飛び込んだんだけど、「フェスティバール&ビアホール」。
そりゃ、ビールのおともにサイコーだからね。
で、このお店、メインを選ぶとサラダ、パン、ドリンクは食べ放題なようで、くだんのチキンを注文したらビュッフェ台に置かれたスープやパンを取りに行く。
残念ながら、あんまり画像をぱちぱち撮れる雰囲気でもなかったもんで、パンとスープとマスカットウォーターだけ。
パンはフォカッチャみたいなのと、ベーコンを練りこんだの、それから胡麻とチーズだったっけ。
で、もうひとつ。つれあいの頼んだグラタン。
真ん中に落とされたタマゴがちょうどいい加減で食欲をそそる。
もちろん、あとで少し食べさせてもらったのは言うまでもないこと。
交換条件は、ローストチキンについてるじゃがいものロースト。まあ、こいつは実のところストックを温めなおしたものなんだろうけど、見た目はなかなかうまそうに見えたからね。
で、最後にまた席を立ち、コーヒーと、ちょうど出来立てで運ばれてきたところのバゲットのフレンチトーストをいただく。
後から調べると、このフレンチトーストが人気なんだそうで、たまたま何気なくいただけたのはもしかするととてもラッキーだったのかな。
というわけで、ラ・フェットひらまつの代わりのフェスティバール&ビアホール。
まあ、美術館では、少ないながらもクリムトもシーレも観れたので、つれあいも満足してくれたかな。ぼく的にはオットー・ワーグナーはともかく、ロースやホフマンのをもう少し見たかったんだけどなぁ・・・