2019.05.05 Sunday
端午の節句は柏餅 マンネリって言われても、ワンパターンって言われても
毎年、端午の節句には柏餅。これはもうマンネリって言われても、ワンパターンって言われても。
でも、店は年によっていろいろ変えたりしてる。で、ことしは堺の栂にある老舗、宝泉のを。
柏餅はこしあんとつぶあん、店によっては白味噌餡っていうのもあるそうなんだけど、あんまり見た記憶がない。きっと正月にいただく花びら餅みたいな感じなのかな。
で、宝泉のもこしあんとつぶあんのみ。でもって、ここのもそれを葉っぱの色で見分けられるようにしてる。
さらに、ここのはこしあんは白い餅に、つぶあんはよもぎ餅にくるんである。
これは、分かりやすく工夫してるっていうのもあるようだけど、つぶあんのワイルドさにはよもぎ餅のワイルドさがよく合うっていう観点からじゃないかな。よもぎを少し粗い目に潰してるのは、そういう意味なのか、とにかく手作り感が漂ってるよね。
で、柏餅にはほうじ茶を。
柏餅のほうの器を揃えすぎたので、お茶は少し崩して別々の蕎麦猪口で。
というわけで、柏餅。柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないということから、子孫繁栄の願いをこめてうまれたってことだけど、柏の新緑の香りをふっと感じさせるところが愉しみ。いつまでも、決してビニールやプラスチックでは包まないでほしいなぁ。
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