厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし

娘のシフォン

娘はたまに思い出したようにお菓子をつくる。
これもまあ、そんな感じやなかったかな、少し前のことだからあんまり覚えてないけど。
シフォンケーキ、紅茶の、ミルクティーのシフォン。
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見た目はゴツゴツ。
シフォンケーキは、たしか食感が絹織物のように軽いことからシフォンと名付けられたと思うんやけど・・・とも思ったんですが、実際にはやっぱり柔らかかった、ヨカッタ。

で、シフォンケーキには、生クリームが添えられていることが多いんですが、今回はとくべつなキャラメルクリーム。
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生地に紅茶を煮出したミルク――ていうか、こりゃチャイに近いんやないかな――を加える上にキャラメルクリーム。
こりゃ、そんなの食べた〜いなんて、トモダチうちで話が盛り上がったんですかね。
でも、そんなおかげでおこぼれに与ったわけですから、まあ、いいんですがね。

で、さて、これと一緒に何を飲もうかなぁって思案したんですけど、結局、ストレートティー。
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ミルクティーのシフォンにコーヒーを飲むのもどうかなぁって思うし、紅茶のシフォンならレモネードっていうのもあるあるなんでしょうが、ミルクティーですからね。結局ストレートティーなんですけど、もっとこりゃピッタリっていうのもあるんかなぁ・・・
そんなの食べた〜いなんて盛り上がった話の中にそんなのなかったんかなぁ。

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せめてスイーツだけでも和風に

今週はカレーウイークで、せめてスイーツだけでも和風にということで、黒糖蜜のあづき寒天。なんば高島屋の仙太郎で買ってきたの。
以前つれあいが京都みやげに仙太郎のぼたもちと豆大福を買ってきてくれたんですが、そのときに店舗は京都だけでなく、大阪にも東京にもあるよって言ったのを証明するかたちで。
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中身は至極単純なつくり。
少し甘みを含んだ寒天と小豆。それが二層になって入ってる。
で、それをペティナイフでサイコロ状に切り分けてガラスの器に盛ってみた。
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きらきらと涼やかでしょ。
このまま食べてもほんのりと甘くて、ちょうど二日酔いにはよさそうな感じなんですが、やっぱりせっかくついてる黒糖蜜をかけない手はないってことで。
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すると、こっくりとした甘さがイイ感じにしみわたる。
これがいい。

じつはこの黒糖蜜のあづき寒天、今回が二回目。
何年か前に買っておいしかったのを覚えてたんで、リピート。
たしかつれあいも食べたはずなんですがね。

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「THE KAEN」の果園ロール けっこう記憶に残ってるもんやなぁと

ロールケーキっていうのはその名のとおり、くるんと巻いたケーキでシンプルなつくりなんですが、それでいてなかなか奥が深い。生地とクリーム、そして具材の組み合わせでいろんな味が愉しめる。
で、今回は「THE KAEN」の果園ロール。
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きのう帰ってきて冷蔵庫を覗くと、あった。
黄身が色濃く出た生地の感じが娘の焼いたのとよく似てたんで、また、娘が料理教室で焼いてきたんかなと思って尋ねたら、いやつれあいが買ってきてくれたそうで、まあ、そういわれてみれば。
で、もうすでに2/3ほどは食べたようで、残りは2切れ分ほど。なので自分の分だけ切り分けてガラスの器に乗せてみた。
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ロールケーキってやつはなかなか切るのがむつかしくって、よく崩れたりもするんですが、今回は我ながらうまく切れたよなぁ。
そう思ってつれあいに見せたら、でもその断面、フルーツが全然見えてないやん、と。
そう言われてひっくり返してみれば、なるほど。
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しっとりとした生地。くどくないホイップクリーム。そして、珠玉の如きフルーツ。
そんなふうに味わうと、たしか何年か前にも一度食べたことがあるよなぁって記憶が蘇ってきた。
で、過去のログを遡ってみると、はたして、あった。
なので、そのときの他の画像を見つけ出して。
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冒頭にも書いたように、生地とクリーム、具材の組み合わせでいろんな味が愉しめるわけですから、世にロールケーキは文字どおりごまんとある。
だからこれまで何百と食べてきたわけで、いちいち覚えてられないはずなんですが、けっこう記憶に残ってるもんやなぁと。
最近とんと物忘れが激しいんですがねぇ。

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ちょっと遅い母の日の話

これは先週末の話。
一週間遅れの母の日のプレゼントだから、つごう2週間前の話題ってことになるんかな。
まあともかく、ことしもGOKANのメロンのブランマンジェ。
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半分に割ったメロンの器にブランマンジェとメロンの果肉、それに透明なきらきらと輝くゼリーが重ねられてて、さらにその上に丸くくり抜いたメロンの果肉が乗ってる。この季節ならではの冷菓。
ほんとはアイスティーか何かのほうがいいかもしれませんけど、まあ、今のところ暖かい紅茶で。
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毎年食べるお菓子っていうのがありまして、たとえば正月の花びら餅。それから叶匠寿庵のあもも必ず実家に持って行っておかんと一緒に食べるなぁ。そのほか、ぽんぽんやのくるみ餅であったり、手に入ったらですけどエスコヤマのコヤマロールもわりと欠かさずに。
で、このGOKANのメロンのブランマンジェもそのひとつ。要はわが家では定番って言ってもいい位置づけ。理由は単純、おいしいから。
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毎年食べてるけど、飽きない。
むしろ、ああことしもこれやなぁって思う。
そろそろ夏の気配。もうあとしばらくすると梅雨かな。
梅雨入り前のこの季節、GOKANのメロンのブランマンジェを食べるっていうのは、1年でいちばんいい時期のひとつかもしれません。

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やきもちになりたい?

つれあいのご両親が高野山へお参りに行くと、いつも参道の花坂で買ってきてくれる、上きしやのやきもち。つぶあんが入った薄い焼餅。
これがおいしいいんです。もう絶妙のうまさ。
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ちょっとびっくりするくらい薄いんです。スマホほどの薄さ。
そりゃ、もちの中に餡を入れてぎゅーっと押さえつけていけば当然薄く延びるわけなんですが、たっぷり餡が入ってて、しかも餅の柔らかさ、そして表面の焦げた香ばしさまでがしっかり感じられる薄さっていうと、ずいぶんと試行錯誤があったんだと思う。
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今のようなやきもちのかたちになったのは、鎌倉時代からの改善の結果なんだそうですが、起源を辿れば、弘仁7年、弘法大師高野山開創の当時、一人の老婆が塩やきもちをつくったのがコトの始まりなんだそう。
HPにはそんなふうにサラリと書いてありますが、弘仁7年って今から何と1200年前ですぜ。
とまあ、そんなことを思いながら、まずは濃い目のほうじ茶と。
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このやきもち、白餅とよもぎを練り込んだ草餅の2種類あるんですが、その種類もずっと昔からあったんではないかな。
で、殊にこの草餅、ぷんと香るよもぎの野趣と、ほうじ茶の香ばしさとがよく合う。
でも、それだけではない。コーヒーなんかと合わせても意外に負けない。
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1200年。
それだけの年月を経て試行錯誤を繰り返せば、そりゃおいしくなるわなぁ・・・とも思うんですが、でも、大事なことは餅と餡だけっていう、シンプルな構成が変わっていないこと。
シンプルな構成で、シンプルな製法。で、しかもうまい。
そんなふうになりたいなぁ。

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柏餅のついでにちょっと苦言を呟いたりして

毎年この時期になると判で押したように登場する、柏餅。もちろんことしも。
ただ、毎年毎年買うところは一定していなくて、去年はたねや、おととしは叶匠寿庵、さらにその前はむか新とといった具合。
で、ことしはというと、泉大津のぽんぽんやの。
きのう、掘った筍を配り歩いてたんで、そのついでに寄って。
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手前のみどりっぽいのが草餅でつぶあんをくるんだの。
それから、うしろのがスタンダードなこしあんの。
うちの女性陣(と言ってもぼく以外)はこしあんの方が好みで、先にそっちのほうに手が伸びるんですが、ぼく的には断然つぶあん、ここんちの草餅も案外好きですしね。

それから、もちろん柏餅だけではなくて、ちまきも一緒に。
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これって、いつも思うんですけど、くるくる巻くの邪魔くさいんやろなぁ。
ここんちのはきっと店主のポンさん(ぼくの2つ先輩)が巻いてるんでしょ。なんか不器用そうなおっさんが巻いてるっていう感じですもん。

まあ、そんなの思いながら、ほうじ茶で。
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まあ、毎年いろいろと食べてても、あんまりここのが飛び抜けてうまいっていうのはないんですが、ここのは顔が見えてるっていうところに少し安心があります。
でも、透明のプラスチックの容器っていうのにはもうちょっと考えてほしいところではありますが。
ついでに言うとくるみ餅も。パッケージデザインをしっかりすれば、全国的にもけっこう戦えるんやないかなぁ。ポンさん、不器用そうですが、味はいいんですから。

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わらしべ長者的チーズケーキ

このあいだ、筍のお礼にといただいたルタオのチーズケーキ。
「これはまた別の機会に」と書いたんで、きょうはその話。
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お礼にいただいたのはドゥーブルフロマージュっていうの。
要は二つのチーズっていう名前。
蓋を取ってみるとあらわれたのは満月のようなチーズケーキ。
シンプルなたたずまい。いいですねぇ。
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で、さっそくコーヒーと。
二つのチーズっていう名前が示すとおり、オーストラリア産のクリームチーズとイタリア産のマスカルポーネが使われてるそうなんですが、このケーキ、そういう意味とレアチーズムースとベイクドチーズケーキが二層になってるっていうのもドゥーブルフロマージュの名前の由来なんかな。
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で、その二層になっている上部は柔らかなレアチーズムース。下部はしっかりとしたベイクドチーズケーキ。
口に入れるとレアチーズムースはふわっととけるような口どけ。酸味が抑えられててクリーミーでミルキーな味わい。それが塩気を含んだ下部のベイクドチーズケーキと合わさるとおいしさがさらに増す。なかなか考えられた絶妙のバランス。
それをコーヒーで洗い流すと、ふわぁっとミルキーな残像が舌の上に残る。
いいですねぇ。
元手いらずな筍でいただいたわらしべ長者的なチーズケーキ。おいしゅうございました。

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帝塚山ポアールのケーキに年甲斐もなく

このあいだ、うちの上司を帝塚山までお送りしたら、お礼にと帝塚山ポアールでケーキを買ってくれました。
まあ、年甲斐もなくそれで喜ぶっていうのもお恥ずかしい話なんですが、それでもやっぱりうれしい。というのも、家族が喜ぶのが目に浮かびましたから。
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で、まずは春苺っていうの。
画像ではちょっと判りにくいんですが、いちごのムースとか生クリームが層になってて、いちばん上がこの画像のとおり苺のゼリー。
ゼリーの底に沈んだ苺がきれい。
つれあいは、春になると決まってこのケーキをポアールテラスで食べてたそうで、棚ボタならぬ棚春苺に欣喜雀躍。

それから甘夏のチーズケーキ。
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こちらはピンクペッパーが乗ってて、それと一緒に口に運ぶとピンクペッパーを噛んだ瞬間に独特な香りが広がる。それがほんとに不思議な感覚。

で、さらに苺のミルフィーユ。
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こちらはもう、予想された味。
予想された味なんですけども、それがおいしい。
なんていうか、「キター!」てな感覚。

で、ここのケーキにはやっぱり紅茶でしょ。
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去年の暮れにも書いたんですが、以前、わが家の近くにこのポアールの支店がありまして、家族はみんなこの店の味を覚えてて、おみやげに持って帰れば必ず喜ぶワケ。
だから、去年の暮れに次食べるのはいつになるんやろなぁ・・・って書いたんですが、思いがけずいただいたもんで、ほんと年甲斐もなく喜んだっていう話。で、また次はいつになるよろねぇ・・・

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花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは

先週末は桜の話を続けて書いたんですけど、一週間も経つと当の桜も散り初めから葉桜へと。
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でも、「散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ」なんて言うではないですか。
だから、いとおかし・・・なんていうことで。
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聖護院櫻花。さくらあん入りとあります。
パッケージにも少し葉が描かれてて、ちょうど今の季節かなとも。

で、その櫻花、花の色に色づけし、塩漬けの桜葉を練り込んだ生八ッ橋で、手亡豆と桜葉を使った香り豊かなさくら餡を包んでる。
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細かく刻まれた桜葉の香りがニッキの香りの上に重なってて、ニッキの香りを目立たなくしてる。
ただ、うつわの選択を間違ったのか、うつわに梅花が描かれてるせいで、どうもこのピンク色の生八つ橋、梅味のように思えてならない。
でもまあ、この煎茶のみどりを加えて一番目の画像のように、散り初めから葉桜へと移りゆくさまのように。
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先週は、「花は盛り」と書きました。
でも、今週は「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」ということで。

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週末の雨が気になりますが・・・桜もち

週末は雨になるらしい。
つれあいは、桜は大丈夫かなぁって気をもんでるんですが、そんなつれあいに、ちょうど出張帰りに買ってきた桜もちでもいただいてもらおうと。
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京都の老舗「仙太郎」の桜もち。もちろん京都まで出張に行ったわけではなくて、なんば高島屋のデパ地下で買ったの。
箱に「和菓子歳時記」っていう栞がついてあるんですが、これがけっこうオモシロイ。
「私共のつくる桜もちは道明寺製、中はこしあん。二枚の葉に挟む。もち生地はよくある淡紅色ではなく生成の白。葉を二枚で包んだのは、ピンク色に負けるその地味な生成の色をカモフラージュせんが為。」とアリマス。
なるほど、二枚の桜葉に包まれた餅から、ふわぁっと桜の香りが漂う。白いもちになってるのは、なるほどそういうわけか、と納得しながらイタダキマス。
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で、さらに栞のつづき
「葉ごと食べるのが通人とか?、塩漬けにした葉っぱ故、いわば、おつけもの。勿論、召し上っていただけるし、召し上っていただきたい。だが二枚共全部はいかゞなものか?、塩味が強すぎはしまいか?消化は大丈夫か?。軸の部分とかは、それをもつ手指に残された方がよいのでは・・・、そして是非手づかみで食べていただきたい。黒文字等でつつきまわさず、あっさり″パクリ″″ムシャリ″とやっていたゞきたい。」と。
で、お望みどおりに。
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なるほど。控えめでありながら上品な甘みのこし餡がなかなか。

で、栞には桜に因む名句なんかの紹介があって、最後に蛇足としてこんな文章が記されてる。
「 蛇足 関東の桜餅は小麦粉を水で溶いて鉄板で薄焼きして、クルリと筒状にあんを挿んだもの。葉もクルリ一枚。中々いゝ菓子ですぞ、私共もつくれるが作らない、道明寺一辺倒。」

なんだか今回は桜もちよりも、栞の話ばかりでしたが。

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