厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし

無性にぜんざい

きのうも書いたように、快方へと向かってたはずが、どこをどう間違えたのか、どんどんこじらせてしまってる。きょうは外せないシゴトがあったんで、どうしてもと思いながら家を出たのはいいけど、通勤途上でギブアップ、引き返す羽目に。

 

熱が続くと、なぜか変なものが食べたくなる。

妊娠すると味覚が変わったりするっていうんだけど、それと似てるかどうか。まあ確かめようがないけどね。

で、今回は無性にぜんざいが食べたくなって、帰り際にあずき缶を一つ買ってきた。

大ぶりのあずき缶。開けてみるとに小豆がびっしり。

おそらくこれに缶と等量の水を加えるとぜんざいが出来上がるんだけど、アタマまでおかしくなってるのか、水は少ししか加えず、つまりは甘みがガツンと来るようにつくってみた。

2020-01-22.jpg

餅はふたつ。正月の余りものを冷凍してあるので、それをオーブントースターで焼くんだけど、どうも熱量がデリケートなのか焦げができない。それがちょっと物足らないんだけど、とにかくお待ちかねのぜんざいが出来上がった。

 

それを大ぶりのお椀によそったんだけど・・・

一口食べて、ああもういいやって。ジブンが病気中なのを忘れてた。

思ったよりも長引いてる体調不良。早くよくならないかなぁ。

JUGEMテーマ:グルメ
スイーツ | comments(0) | - | 

くるみ餅の試行をのろのろと

正月の餅がいっぱいあるし、以前買ってた青大豆でくるみ餅をつくってみた。

2020-01-16 001.jpg

くるみ餅をつくるのは久しぶり。

まだまだなかなか納得できる味までは辿り着いてなかったから、試行の途中になってたんだけど、まあ、気が向けば改めて試行するっていうぐらいの遅々としたテンポ。

青大豆を買ってたからそのうちしようって感じで、夏が過ぎ秋が過ぎ冬になったっていうくらいののろのろ加減だからね。

 

で、久しぶりのその試行。

2020-01-16 002.jpg

豆を水に浸して一晩おき、指でつぶれるくらいの柔らかさまで茹で、薄皮を剥き少し水で加減してフードプロセッサーにかける。

で、砂糖を加えて鍋で練るんだけど、以前教えてもらったレシピによると、大豆の乾燥重量と砂糖とがほぼ等量。でも、つくってみると、まだまだしっかりした甘みがないようで、さらに砂糖を足さないといけないかなぁって感じ。本来なら和三盆を使いたいところなんだけど、糖質を制限してる身にとってちょっとビビってしまうくらいだなぁってことで、ここは糖質制限用の甘味料、ラカントSで少し埋め合わせ。

 

で、正月の餅をレンジで蒸して小分けにし、くるみ餡を加えて完成。

2020-01-16 003.jpg

う〜む。

青大豆の味と甘みの関係が少し理解できたかな。

この基本的な関係をもとに、はちみつとかメイプルとかで方向付けをすればゴールが見えてくるんだろうとも。

青大豆は残り100g。あと1回分残ってるから次はそのゴールにどれだけ近づけるか。

でも、今回もずいぶんなのろのろ加減だったから、冬が過ぎ、春が過ぎ、夏ぐらいになるんかなぁ・・・

 

 

JUGEMテーマ:グルメ
スイーツ | comments(0) | - | 

赤くて甘いいちごのタルト

秋からこっち、スイーツといえば栗っていうような状況が続いてるんだけど、今回はいちご。

先週の「スイーツはじめ」のときにも触れたんだけど、このあいだ食べたラロッシュのいちごのタルトが素晴らしくおいしかったので。

2020-01-10 001.jpg

何と言ってもいちごが主役。薄いタルトの上に赤くて甘いいちごがこれでもかと。

今冬は、昨秋の台風の襲来が影響していちごがずいぶんと不作だったそうで、シェフの話によると、契約農家を確保できたからそんな中でも甘いいちごが確保できたんだとか。

だからその甘いいちごとタルト、それにゼリーの酸味がすごくバランスが取れてる。だから頗るおいしい。

で、こういう時は紅茶、何もいれないストレートティーで。

2020-01-10 002.jpg

いつかの「マツコの知らない世界」では、「イチゴの価格が高騰してるので、クリスマスはイチゴ不使用のケーキが流行!」なんていう話になってたようで、そういえばこのあいだ娘が持ち帰ってきたいちごのショートには、生クリームに埋もれていちごがぽつんと乗っかってたのと、生地にいちごのコンポートみたいなのが挟まれてて、なるほどねぇって思ってた。

2020-01-10 003.jpg

ここしばらくは寒さもそんなに厳しくもないんだけど、この季節になるとやっぱり春が待ち遠しい。

そんな中で赤くて甘いいちごっていうのは、どうも春の記号のようなイメージがあって、

そのいちごがふんだんに乗っかったこのタルトに惹かれるっていうのも、どうやらそのあたりにあるのかもしれないねぇ。

 

 

JUGEMテーマ:グルメ
スイーツ | comments(0) | - | 

ことしもスイーツはじめ

もう毎年のことなんだけど、元旦は家族で祝ってから、槙尾山にある施福寺へお参りに行く。

施福寺は、槇尾山の山腹にあり、ほぼ1キロほどの急峻な山道を登ってお参りを済ませ、麓でいただくのがふるまいのぜんざい。これが我が家のスイーツはじめ。

2020-01-02 001.jpg

ほんと透き通るほどのぜんざいなんだけど、ことしはことさら透明度が増したよう。

それでも、小豆の味が砂糖の甘味にそこはかとない陰翳をつけてる。

その僅かな陰翳が、僅かだからこそ清らかな気分を呼び起こしてくれる。

2020-01-02 002.jpg

施福寺で手を合わせるのも一年の計なんだけど、こうして素朴で禁欲的な甘みに触れるのもまた、一年の計にふさわしいんじゃないかな。

 

さて、こうして初参りを済ませ、義弟の家でおせちを呼ばれ、あらためてお年賀を持ち寄りつれあいの実家へ。

実家では、「たん熊」や「シェ松尾」といった高級なおせちをいただいたり、「美々卯」のうどんすきをいただいたりして、最後にみんなでいただくのがお年賀で持参したケーキ。

2020-01-02 003.jpg

ことしも「ラ・ロッシュ」のケーキを14個。

ケーキ担当はわが家で、これはまた別の機会に書くつもりなんだけど、このあいだ食べたいちごのタルトすごくおいしかったので、それを多い目にセレクトした。

 

で、これを恒例により、こどもから順番にジャンケンで取っていく。これがけっこう各人の好みや考え方が出てオモシロイ。

でもって、ぼくのセレクトはというと・・・

2020-01-02 004.jpg

ちなみに、あとからシェフに聞いたところによると、この初春というオーナメントを立ててるのはお正月限定バージョンなんだそうで、そりゃラッキーやったねぇと。

 

というわけで、元旦から一族が集まってがやがやと過ごした帰りにいただいて帰るのが花びら餅。

2020-01-02 005.jpg

この花びら餅はいつも義弟が持ってきてくれる滋賀彦根の老舗、文化六年創業のいと重菓舗の。

少し桃色がかった柔らかな羽二重餅に、甘く柔らかく炊かれたごぼうと、それに合わせたみそ風味の白あん。ごぼうのかすかな野趣に合わせ、白餡にもわずかに白味噌の風味を漂わせている。それを最近飲んでる大阿蘇万能茶っていうので。

2020-01-02 006.jpg

というわけで、槇尾山のぜんざいとラ・ロッシュのケーキと滋賀彦根の花びら餅。

ここしばらくはずっと同じパターンなんだけど、これがもう恒例になってしまってるんでね。

三が日を過ぎたらちょっと制限しないといけないなぁ。

と、こう考えるのもまた恒例になってしまってるね。

 

JUGEMテーマ:グルメ
スイーツ | comments(0) | - | 

決して「妬く気持ち」ではアリマセン

きのうも少し、つれあいの実家からいただいた刺身蒟蒻に触れたんだけど、きょうも高野山のおみやげ、上きしやのやきもちのことを。

2019-12-27 001.jpg

やきもち。

ここで言う「やきもち」は、あぶり焼いた餅のこと。決して恋人が誰かと仲良くするのを嫉妬したり、人をうらやむあの感情ではアリマセン。でも、「妬く」と「焼く」の発音が一緒なこと、「妬く気持ち」が「焼く気持ち」となり、「焼きもち」なったっていうのは想像に難くない。

まあ、妬いたときの膨れっ面と、焼いた餅の膨れる姿が似ているからっていう俗説もあるけど、この「上きしや」の薄いやきもちなら、そんな俗説には辿り着かないだろね。

2019-12-27 002.jpg

薄い、ほんとに薄いもちの中に粒あんを忍ばせ、それをさらに香ばしく焼き上げてるんだけど、もちの柔らかさは喪われずにしっかりと味わうことができる。

もちろん生ものだから、置いておくとすぐに固くなったりカビに侵されるんで、いただいたらすぐに食べるってことが大事なんだけど、このもちを冷凍しておくっていう手もある。まあ、少し風味が落ちるのは仕方がないけども。

2019-12-27 003.jpg

きょうから年末年始の休み。

ことしは9連休なんだそうで、のんびりと満喫したいのはやまやまなんだけど、残念ながらきょうから大みそかにかけて、掃除とか新年の準備とかでいろいろと忙しい。

そんなときにこのやきもちなんかがあって、暫しのティーブレイクが取れれば、さあ、またがんばろうなんてキブンになれるんだけど・・・

だから冷凍しておけばよかったよなぁ、少しだけでも。

 

 

 

JUGEMテーマ:グルメ
スイーツ | comments(0) | - | 

地味にパネットーネ

たまに安売りのチキンを見つけたらグリルするくらいで、クリスマスイブは特別なことはあんまりしない。

あんまりしないんだけど、後輩のKくんに「パネットーネいる?」って訊かれたら、「うん、焼いて焼いて!」ってお願いしてしまう。

なので、ことしも。

2019-12-24 001.jpg

で、そのパネットーネ。

以前にも書いたんだけど、イタリア特有のパネットーネ種という天然酵母で時間をかけて発酵させた生地の中に、レーズン、プラム、オレンジピールその他のドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げた、甘く柔らかなドーム型の菓子パン。

もっとも例年ドライフルーツだから、ことしはマロングラッセなんかにしてよってリクエストはしたんだけど、案の定、ものの見事に却下されてシマッタ。

2019-12-24 002.jpg

とまあ、そんな軽口をたたくんだけど、このパン、厄介なのはこのパネットーネ種っていう天然酵母。生まれたての子牛の腸内から採取される特殊なイーストなんだそうで、このイースト、北イタリアでしか培養しづらいとされているへそ曲がり。だから、空輸されてくるこの酵母を手に入れるのがひと苦労なんだそう。

でも、このへそ曲がりを使わないことにはパネットーネとは名乗れず、ましてやマロングラッセなんかを入れるなんていうのはあり得ない話なんだろうねぇ。

 

というわけで、地味にパネットーネ。

でも、娘らはあんまり興味を示さなくて、結局こんなのを買ってくるんだけど。

2019-12-24 003.jpg

ラロッシュのケーキも、とりあえずはクリスマスバージョン。

まあ、クリスマスを本格的に味わうなら、ブッシュドノエルかホールのケーキなんだろうけど、そこまではねぇ・・・

 

 

 

JUGEMテーマ:グルメ
スイーツ | comments(0) | - | 

しめて2050!

このあいだ、アウトレットへ行ったとき、リーバイス511の掘り出し物を見つけた。1点限りで定価18000円が2000円! ずっと501だったんだけど細身のが欲しかったところなので一も二もなく。

で、帰ってきて近所の商業施設で、こんどはこんなのを見つけた。

2019-12-20 001.jpg

いつも職場用にペーパードリップのコーヒーパックを買う安売りのお店。そのレジ横にうず高く積まれてた和菓子。こちらは定価は知らないけども、売値はなんと50円! 1つ50円じゃなくて4つ全部で50円! で、あまりの安さに目がくらんで一も二もなく。

 

で、帰ってあらためてジーンズをフィッテイングし、家にいた下の娘と和菓子を食べてみた。

2019-12-20 002.jpg

茶色いほうは栗をかたちどった黒糖っぽい風味の餅。下に芥子粒をつけて栗の実を模してるんだけど、中身はこし餡で肝心の栗はどこにも見当たらない。

まあ、それでも餅は柔らかくてこし餡も悪くない。

 

それからこんどは栗が乗った餅のほう。

2019-12-20 003.jpg

こちらは俵型の餅にこし餡が詰められてて、その上に黄色い栗の甘露煮が乗っかってる。

こちらも柔らかくって全然ふつうの味。

 

きっと発注ミスか何かでだぶついたのを安く買いたたいてきたんだろうな。

でもって、ぼくはラッキーにもそのおこぼれに預かったってわけ。

ちなみに翌日、くだんの店に出向いたら、うず高く積まれてた和菓子はもう跡形もなかった。

2019-12-20 004.jpg

なわけで、その日は勢いをかって、年末ジャンボ宝くじを買っておいた。

ま、こちらのほうは結果は年が明けてから。

 

というわけで、宝くじはともかく、ジーンズと和菓子でしめて2050円と、ずいぶんとお買い得な話。おととい、きのうとちょっとわが家にしてはぜいたくな話が続いたんでね。

 

 

JUGEMテーマ:グルメ
  
スイーツ | comments(0) | - | 

五建外良屋の「ういろ」

つれあいがおみやげにういろうを買ってきてくれた。

ぼくが以前名古屋へ行ったときに、おみやげにういろうを買ってきたんだけど、栗入りのが少ししかなくて、結局身内に配ったらわが家のがなかったっていうこともあって。

でも、つれあいが持ち帰ったういろう、名古屋ではなくて、京都の。五建外良屋っていうところの。それにこの店の、実は「ういろう」ではなくて、「ういろ」なんだそう。

2019-12-13 001.jpg

この店が創業した江戸末期、「ういろう」はすでにお菓子の名前として定着してたそうなんだけど、創業者が「ういろう」と区別をつけるために、「ういろ」としたんだとか。

 

で、そのういろ、つれあいが買ってきてくれたのは、栗と抹茶、それに黒糖の。もちろんお目当ては栗のなんだけど、意外と印象に残ったのは黒糖の。

それもそのはず、もともとは黒糖と米粉を使ったういろうが原型なんだそうで、そこからの発展形としていろんなのができたよう。

2019-12-13 002.jpg

で、その黒糖ういろ、黒糖のこってりした甘さの奥に少し塩気が感じられたり、なかなか奥深い。一方の栗のは色が白くて、黒糖のみたいなクセを除いて栗の味わいが前に出るように工夫されてる。抹茶もまた同じように、抹茶が生きるような調整がなされてるよう。

 

というわけで、五建外良屋の「ういろ」

以前は栗入りのにありつけず、少し残念がってたのを覚えてくれてたのかなぁ。

ま、いずれにしても、こんどはこっちの番かな。

 

JUGEMテーマ:グルメ
  
スイーツ | comments(0) | - | 

あも栗 栗好きなんだけどなぁ・・・

あもは好き。おかんが生きてた頃、実家に年賀に行くときはたいていがこれだったんでね。

栗ももちろん好き。もう、これは説明いらずかな。

でも、あも×栗となると・・・

2019-12-06 001.jpg

あも栗。以前もたしか一度食べたことがあるんだけども、その時もたしか「う〜ん」ってな感想だったと思う。

 

あもはおいしい。

羊羹みたいに固めた小豆餡と、中の求肥のとろりとなったところがえも言えない。

でも、そこへ栗が入るとなんだか餡と求肥の親密な関係を邪魔してるみたいな。

2019-12-06 002.jpg

谷崎風に書くと、日の光を吸い取って、暗黒が一箇の甘い塊になったような餡の中から、白い求肥がゆるりとろりと這い出ようとするのを小癪に栗が阻むのは、見るに忍びない。

 

ほんと、栗は大好きなんだけどねぇ・・・

2019-12-06 003.jpg

栗好きが、栗が邪魔してるっていうのは、なんだか栗を裏切ったみたいで、後ろめたい気がするんだけどもしかたない。

そういうことで、叶匠寿庵さん、残酷です。

JUGEMテーマ:グルメ
  
スイーツ | comments(0) | - | 

森のさらら

ここ最近、音楽のエントリをリリースしたときは、どうも満腹感、いや満足感がなくて、もうひとつ短いエントリをかぶせてる。

なので今回も短く、「森のさらら」。

2019-11-30-1.jpg

これ、少し前に、名古屋の「ノリタケの森」に立ち寄った時に買ってきたおみやげ。

そういえばここんところずっとおみやげ話だったから、もうこれでおしまいにしなくちゃね。

 

さて、この「森のさらら」、実はノリタケの森の限定商品で、そのもとになるお菓子、冠の「森の」がない「さらら」っていうのがある。

つくってるのはどちらも名古屋の老舗、納屋橋饅頭万松庵っていうところなんだけど、「さらら」は白餡を基本にした黄色い生地と、抹茶を使ったみどりの生地がシンプルに重なってるだけのお菓子。これが基本。

 

で、「森のさらら」は白餡を基本にした生地に少しミルクを足してるようで、さらにそこへ大納言小豆がアクセントとして加わってる。

で、それをまずはほうじ茶で。

2019-11-30-2.jpg

これが案外(と書くと失礼なんだけど)おいしいんだわ。

さららの真ん中に入ってる、深緑のラインの部分が少し気になるといえば気になるんだけど。

でも、もとの「さらら」にも、春なら苺、夏ならマンゴー、秋なら栗、そして冬ならロイヤルミルクティーと、春夏秋冬によっていろんなバリエーションがあって、それぞれ春夏秋冬のさららにも真ん中にそれぞれにラインが入ってる。まあ、それにしてもあの深緑はないよなぁ・・・

 

それでもこの「森のさらら」、こういうところのおみやげにしては手頃だし、センスもいいし、おいしいし、ノリタケの森限定っていうところも魅かれたりする。

そして、何よりも、ノリタケの高い商品が買えなくても、これを買えば何やら満たされるっていうところがいい。よくできてるねぇ、まったく。

JUGEMテーマ:グルメ
  
スイーツ | comments(0) | - | 
| 1/61P | >>
S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>