そらまめとサーモンのパスタ
そらまめがまた出回りはじめた。
寒い時期にもあったんだけど、路地ものはやっぱりこれくらいの季節からかな。
で、そのそらまめを少量買い求め、サーモンといっしょにクリームパスタに仕立てた。
この時期、必ずするパスタ。今回はひとりでこっそりと。
買ってきた鞘の中には白い綿にくるまれた淡いみどりのまめが眠ってる。
さらに薄皮を剥くと、つるんとしたまめがあらわれる。
で、そのまめを、先に茹ではじめたフェットチーネの鍋へ途中から。
いっぽうのサーモン。
あらかじめ塩をふり、少し寝かせておいたやつの水分をふき取り、適当な大きさに切ってフライパンへ。
少し火がとおってきたら白ワインを振ってアルコールを飛ばし、生クリームを加えて一煮立ちさせる。
そこへ茹で上がったフェットチーネとそらまめ、追い生クリームを加えて塩胡椒で味を整える。でもって、うつわに盛って刻んだレモンピールを散らせばできあがり。
いっしょにつくったサラダとともに。
というわけで、そらまめとサーモンのパスタ。
青い釉のかかったパスタ皿にクリーム色のフェットチーネ。そこに淡いみどりとサーモンピンク、それにレモン色が少し。いいね、春色だね。
でもって、春野菜特有の微かな苦みを味わうと口元がほころぶなぁ。
爽やかなスプマンテなんかがあればサイコーだけど、それはさすがに。