三が日明けの鯛めし
三が日を過ぎると、おせちをやっつけにかかる。
ていうか、いつもなら三が日中からフライングしてるんだけど。
まあ、これも発熱のせい・・・て、ちょっと何度も書き過ぎか。
ともかく、今回やっつけたのは鯛。睨み鯛を鯛めしに。
こいつは少々邪魔くさい。
まずは睨み鯛を身と骨と皮に分ける。
身は半分に分けて、皮と骨はグリルでこんがりと焼き直し(このときアルミホイルを敷くと便利)、昆布と一緒に1ℓの水とカップ一杯程度の煮切った酒でじっくりと煮出す。そうそう、生姜を忘れずに。
でもって、これもまた半分に分けて。要は鯛めし2回分がとれるわけ。
で、ほんらいだと鯛の造りをもってきて、鯛づくしにしたいところなんだけど、きょうはあいにくよさげな鯛が見つからなくて、代わりにもってきたのはトロ。
で、また、鯛めしに戻って。
身とだしを用意したら、こんどはお米。米はふつうのうるち米を2合、それから糯米を半合用意して、洗って笊で水切りし、炊飯器に仕掛ける。だしが足らないばあいは昆布だしを足し、塩と淡口醬油で味つける。あとで加える鯛の身にも塩気があるので、そのあたりは少し調節して炊いていく。
もちろん、炊き上がったらお茶碗によそって、上に三つ葉を乗せて。
で、きょうはトロもあるし、鯛めしにも。
農口尚彦研究所のひやおろし。ことしのお屠蘇役の酒。
まあ、これも言ってみればおせちの残りとも。
もちろん、それ以外にも筍や数の子も。
ただ、きょうは残り物ばっかりってわけでもない。
きょうのデザートはつれあいのママ友が経営する農園から届いた大粒の紅ほっぺ。
というわけで、三が日明けの鯛めし。
いつもなら、三が日のうちにやってしまうんだけど、ことしのほうが正しい対応かも知れないなぁ。