最後は「膳」
3泊4日の3日目の夜、つまり沖縄の最後の夜は「膳」へ。
このお店、ロイヤルホテル 沖縄残波岬を定宿にして10数年、毎回滞在する際には必ず行ってる。なので今回も。
で、まずは近海魚のカルパッチョから。
魚が何かは訊いてないけど、たぶんフエフキダイとかそんな感じの柔らかい口当たりのお造りに、地野菜を彩りよく散らし、オリーブオイルをひとまわし。
で、この店へ行くときはタクシーか代行を利用するって覚悟を決め、とくべつにワインをいただくっていうのを許してもらってる。というわけで、ガンマっていうチリのオーガニックワインを。
ぶどうはシャルドネ。辛口だけど、それなりにバランスのいいさっぱりとした飲み口ってところかな。
で、これでカルパッチョをつまんでると、どんどん料理がやってくる。
まずはサラダ。
よみたんサラダっていう。
なんだか、どの料理にも紅芋の紫が彩りに加わってるんだけど、このサラダにはサクサクに揚げたせん切りの紅芋がドカンと上に鎮座してる。
で、これをかき分けていくと、なかに半熟タマゴが居て、自家製のたまねぎドレッシングとで味を構成してる。
それから、若鶏のガーリックソテー。
若鶏自体にはにんにく醤油で味付けられてて、まわりに黒胡椒とバルサミコが垂らされてる。ほんとはスパイシーで軽い赤なんかがあればいいんだろうけど、シャルドネでも、まあ、合わないことはないかな。
で、次が白身魚と野菜の和風ソテー。
こちらもやっぱり紅芋が彩りに欠かせない。
あとはゴーヤにオクラ、ズッキーニ・・・。それに、変わったところだと魚の切り身の上に見えてるドラゴンフルーツのつぼみ。
でもって、最後はもずくとアーサの雑炊。
もずくとアオサが入ったどっぷりとした雑炊。
最初のカルパッチョからここに至るまで1時間足らず。贅沢を言うと、もう少しゆっくりと料理が出てきたらよかったんだけど、おかげで帰りの代行のクルマから、ホテルで打ち上げてる花火を少し見れたのが幸い。まあ、最後の夜っていうことで、ちょうどよかった。
というわけで、沖縄の話はこれでおしまい。また来年もぜひ行ってみたいよなぁ。