厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし

茶の菓 なかなかタダモノではない

ラング・ド・シャでホワイトチョコをはさんだお菓子っていえば、やっぱり「白い恋人」ですよねぇ。
いっとき話題に上ってた 「面白い恋人」っていうのは、みたらし味のゴーフレットなんだそうで、元祖の「白い恋人」とは全くの別物なんだそうなんですけど、ラング・ド・シャでチョコレートをはさんだお菓子っていうのは、いまやいたるところで似たようなおみやげがつくられてる。
もはや、白い恋人から派生したコピー商品って言うよりも、たとえばシュークリームとかバームクーヘンとか、むしろそういうスタイルのお菓子って言えなくもないかな。
で、今回の「茶の菓」っていうのもカテゴリーとしてはその一種っていうことになるんでしょうかね。

というわけで、「茶の菓」。また例によってつれあいの実家からのいただきもの。
なんでもけっこう手に入らないお菓子なんだそうで、パッケージを見てもなかなかタダモノではないっていうようなオーラがでてます。
でも、あいにくわが家のコドモらは抹茶が苦手。なので、あっけなくもすんなりとわが掌中ならぬ口中に。
で、どうよ、と。
モワンと口の中で茶の香りが拡がります。
濃い。すごく濃い。
世に抹茶風とか抹茶の風味のお菓子っていうのは数々あるんですけど、この「茶の菓」っていうのは違う。
抹茶風とか抹茶の風味のお菓子ではない。もう抹茶そのものって感じ。
で、苦いのかって言うとそんなことはない。
甘い。すごく甘い。
まあ、ホワイトチョコの甘味もあるんでしょうけど、感じとしては抹茶が甘いっていう錯覚をしてしまうような。
そのあたり、タダモノではない絶妙の加減といいましょうか。


慌てて撮ったんで、ピンボケしてるのが悔やまれるんですが、食べてもやっぱりタダモノではなかったっていう印象。
こうなると、もはや、白い恋人から派生したコピー商品なんていう言い方はあてはまらない。
レベル高いです、これ。京土産としてもなかなか上々やないですか。
と書きながら、もうひとつ、画像をよく見たらピンボケしてるうえに逆さまに置いてたヮ、あ〜あ。


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スイーツ | comments(0) | - | 

きょうはお酒を抜いて 柚子の香りの暖まるもの

ここんところ、お酒のはなしばっかりっていうことになってますんで、きょうはあえてお酒を抜いて。
でも、まあ、寒いです、ここんところ。
で、寒い季節といえば、まずは寒ブリ。

きっと養殖物なんでしょうがね。
とはいえ、まあ脂は乗ってる。けども、これを食べれば暖まるっていうわけでもないし。
なので、暖まるもの。
ふろふき大根。

以前どこで買ってきたのか忘れたけども、ボクがおみやげに買ってきた柚子味噌があって、あいにく家人らは気に入らなかったんでボク専用となってるんですが、とにかくその柚子味噌を昆布ダシで柔らかく下茹でした大根につけて。やっぱりおいしいんやけどなぁ。
まあ、それはともかく、さらに暖まるもの。
豚汁。

こちらも柚子、柚子胡椒を加えて。
というわけで、食卓には柚子の香りがぷーんと漂ってる。
冬至に柚子湯に浸かるのもなんかわかるような気がする。
こういう献立ならお酒はなくとも、いや、やっぱりこういう献立ならなおさら熱燗が恋しくなりますなぁ。


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家庭料理 | comments(0) | - | 

あらためて考えてみると、豚しゃぶっていうのもなかなか魅力的です

ここ最近お酒のはなしに脱線っていうか、話が転んでいくことが多いんですけど、きょうもまた。

きょうはお鍋です。
例によって野菜をたっぷりと。この野菜を入れてる大鉢、ホントは来客なんかが来たときにパスタなんぞを振る舞うのにちょうどエエなぁっていうことで買ったんですけど・・・
まあ、それはともかくとして、この日は豚しゃぶでゴザイマス。


豚しゃぶ。
わが家でやる鍋のランキングで行けばおそらく1位。あとはちゃんこ、湯豆腐っていうところが名を連ねるんでしょう、きっと。
ちなみに食べたい鍋ランキングで行くと、かにすき、鴨鍋、すき焼きっていったところが上がるんやろうと思います、まあ、コストパフォーマンス抜きで考えればね。
じゃあ、コスパも含めて考えれば一体どうなるのかっていうと、やっぱり豚しゃぶかなぁ。

というわけであらためて考えてみると、豚しゃぶっていうのもなかなか魅力的です。
こんなふうにワインに合わせることだって問題ない。まあ、ワインの話はチョットこじつけっぽいんですけども、鍋のあとはラーメンができるっていうのはけっこう大きなポイントやったりもして。

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サラミソーセージのホットサンドとビールと やっぱりオハラショウスケさんは偉大やなぁ

チョットまた更新が遅れてます。まあ、いつものことと笑って許してって感じで開き直って書くんですが・・・
さて、ここ二日ほど、昼間の酒に夜の酒といった話題が続いたんですけど、やっぱり昼、夜とくれば朝っていう話もしないとね。
まあ、朝からお酒なんていうのは、正月でもない限り滅多にないんですけど、この日はビールを一杯だけ。

というのも、サラミソーセージのスライスしたのをいただいてまして、娘がサラダに使ったんですけどどうもコドモらにはあんまりウケがよくなくって、3枚余ってたのの使い途はボクへとお鉢が廻ってきたワケ。
で、それならばっていうんでわざわざフルニエでパン・ド・ミを買ってきて、これでホットサンドにしようと目論んだわけ。

で、フルニエのパン・ド・ミ。
ここんちのパン・ド・ミはチョット小ぶりで、けっこう中までハードな感じ。たしか、パン・ド・ミっていうのは、皮を食べるバゲットに対して、「中身を食べるパン」っていう意味なんだそうですが、でもまあ、トーストサンドなんかにするのには、お手頃な固さと大きさで、ことにスライスしたサラミソーセージにはうってつけの大きさと見たもんで。

サラミソーセージなんてウチでは滅多に買いませんし、それに合わせてわざわざフルニエでパン・ド・ミを買ってきたわけですし、まあそこまでしたんなら、やっぱりいつものコーヒーじゃなくて、特別にビールでも合わせたいよねぇ・・・なんてひとりで呟きながら、ビールをコキッと行ったわけ。むろん、家人は歓迎するわけもなく。

で、肝心の味はどうかっていうと、う〜ん。
たしかにパンはうまい、ことに買ってきたばかりですから、なかなか香ばしくって味も上々。
サラミも、トーストすると御影石の長石みたいに散らばってた脂の部分が透明になって、ま、これも悪くない。
むろん、ビールはエビスですから、僕の好みのど真ん中。
じゃあ、なんで「う〜ん」なのかっていうと、やっぱり朝からビールをやることについての罪悪感っていうのが多少あったんかなぁと。
だからこのあいだ、伊勢参りの際に、朝からビールを呑んどきゃよかったなぁ。
やっぱりそういう意味で、オハラショウスケさんは偉大やなぁ。

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パン | comments(0) | - | 

ブリ大根と関東煮? けどもやっぱり大根は大根でありがたい

きのうに引き続き、これもちょっと前の話なんですけど、きのうが真っ昼間からの酔っぱらいの話やったんで、きょうは晩酌ネタを。
で、まずはブリ大根、お母さんにいただいたやつを温め直して。

大根が蕪のようにほろろっていうくらいにまで柔らかくなっておりまして、そこへブリの旨味がとっぷりと含まれている。
ブリの臭みはほとんどなくて、遠くで、「これはブリやぞぉ」っておがってるのが少し木霊してるかなぁっていうような按配。
で、そんなのをつつきながらひとまず一献。

この日はM大兄からいただいた杉の森。きりっと細マッチョな感じの男酒。
なもんで、冷やでそのままクイッと。
ブリ大根ならホントはぬる燗の方が良さげなんやけど。
で、それだけならって言うんで盛ってきたのが関東煮。こちらもブリ大根に劣らぬほど炊きしめられた大根がイマス。
これもぬる燗かなぁって思ったんですけど、こちらはけっこうこれ(冷や)でもイイ。

けど大根がかぶるっていうのもチョットどうかなぁと。
これが大根サラダとかならともかく、ブリ大根と関東煮なら味も同じ系統やし・・・
まあでも、冬の大根、おいしいですよねぇ。
最近は蕪が多かったんですけど、やっぱり大根は大根でありがたい。
そのうちまた、ふろふきでもしようかなぁ。
ま、その時は燗酒で決まりでしょうがね。


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家庭料理 | comments(0) | - | 

ひるまのいっこん 極楽旅行のはじまり

少し古い話なんですけど、あんまり放置しておくと記憶が薄れるんで。
時は1月7日のはなし。前にも書いたように、その日は伊勢参りへと行ったんですけど、集合がお昼の1時で、先に昼食を済ませて来てっていう幹事からのお達しやったもんですから、M大兄とそれならひるまは泉大津のいっこんで、ということになりまして。

いっこん。
以前にもたびたび登場するんですけど、まあだいたいが夜のお話。
で、この日は少し勝手が違って昼のランチをつっついて、それで一献ということで、まずは前菜。
まあランチですから、そんなに品数はなくって、茶碗蒸しに酢の物、香の物にお造りをほんの一口程度。
いいんです、そんなのは。
で、主菜。ボクは鯖の塩焼きを。

小ぶりの鯖なんですけど、二切れ。
鯖はやっぱり寒い時期が頗るうまい。それを塩焼きにするのがいちばん、ボク的には。
ふうわりとした身が脂をまとってえも言えない。
これで一献。
で、一方のM大兄は鯛のあら炊き。こちらもナカナカに垂涎。

これだけ。でもこれだけで十分、いや、これだけあれば十分でゴザイマス。
それが証拠にランチのごはんも食べずに二杯三杯と盃を重ねる。
まあ、滅多にないことです、正月や祭りはともかくとして、休みでも昼間っから酒が呑めるなんていう機会は。
その上ほろ酔い加減で後輩の運転するクルマに乗り込み、車中でもビールをしこたま呑んで、気がつけば伊勢に着いてるっていうのは、ホント極楽旅行ですわな。


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海鮮 | comments(0) | - | 

蕪とベーコンのパスタ 家族に 「えぇ〜、おいしい?」ってドン引きされる

先週は娘の試験やったんですけど、今週はボク。なのでやっぱり更新が遅れ気味。
で、まあ遅ればせながらもパスタの話。
今週はベーコンが余ってたんで、それをどうしようかと冷蔵庫を覗いたら、たまたま野菜室にあったのが蕪。
「ベーコンと蕪のパスタかぁ、うんうん」とか呟いてると、「えぇ〜、おいしい?」ってまた家族にドン引きされて、またまたひとりでパスタをば。

そうかなぁ、おいしくなさそうかなぁ。
拍子に切ったベーコンを焼いて、出てきた脂で蕪とブロッコリーの芯を炒め、ミルクを注いで少し煮詰める。さらに塩胡椒とパルメジャーノを加えてパスタに絡まりやすそうにね。
サラダは芯を取ったあと(?)のブロッコリーとレタスとサラダ、まあいつものとおりですけどねぇ。
それに朝からフルニエで買ってきたバゲットアンジュを軽くリベイクして。

ふんふん、おいしいやん。
でも、別にミルクとかクリームとかで仕上げる必要はないかなぁ。むしろミルク抜きで、蕪をベーコンとブイヨンで炊いて少しクタッとしたところにタリアテッレなんかに絡め、EXバージンオリーブオイルとイタリアンパセリなんかを散らせばもっとイイかも。
まあ、そんなのいくら力説しても、家族にきっとまた 「えぇ〜、おいしい?」ってドン引きされるだけなんでしょうが・・・


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パスタ | comments(0) | - | 

エス・コヤマのマロンモンブラン  今シーズンのトリを飾るに相応しい栗のケーキを

栗好きのボクとしてはずっと食べたいと思ってるお菓子がありまして、それをまた食べ逃してしまいました。
それがなかなか手に入らないっていうわけでもなく(近所のデパートで売ってる)、すごく高いっていうわけでもないんですが、いや、だからこそいつでも買える、いつでも食べられるっていう意識が働いてついつい後回しにする、でもって食べそびれてしまう。
というわけでまた、今年も食べ逃してしまいました。
で、そのお菓子の正体は、ていうのはまた次の季節に食べたときに明かすとして、栗の季節が行ってしまうっていうことで、名残に今シーズンのトリを飾るに相応しい栗のケーキを。

エス・コヤマのマロンモンブラン。
2週間前に小山ロールのことを書いたときに、知人が三田にあるエス・コヤマに行くっていうんでお願いしていろいろ買ってきて貰ったって書いたんですが、そのいろいろ買ったきて貰ったウチのひとつ。というわけで、エス・コヤマネタはもう一つあるんですけど、それもまた別の機会に。
で、マロンモンブランに話を戻して。
さて、このモンブラン、カットしてあるショートケーキやなくて、でかいホールのケーキ。それを4等分してもけっこうな大きさ。それに、あの小山ロールに入ってる生クリームと栗のコンポート、それにマロンクリームがたっぷりと盛られてるわけですから、「これはっ!」てな期待をもってガッツリと。

うひょ〜・・・と最初は思ったんですけど、さすがにこれはこたえる。むかしむかし、小山ロールのスポンジ生地をつくって、それにグラマシーニューヨークのマロンロール並のボリュームで生クリームと栗のコンポート、カスタードクリームを盛れば、理想のロールケーキができるってなことを妄想したんですけど、やっぱりなぁ〜。
物事、やっぱりバランスが大事なんですわねぇ。
それにやっぱりあのスポンジ生地がないとなぁ〜。
でもまあ、栗のコンポートやらマロンクリームはガッツリいったわけですから、こと栗に対する欲求は満たされた・・・と思ってたんですけど、やっぱり食べたいなぁ、あの冒頭に書いた栗のお菓子。来期まで待ち遠しいですねぇ。



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スイーツ | comments(0) | - | 

鮭のホイル焼きと あとは給食みたいなチープな感じ?

これはしばらく前のはなし。
例によって、夜遅くにウチへ帰るとつれあいが鮭のホイル焼きを用意していてくれて、あとはオーブンに入れて焼いただけ。

これをポン酢で食べるか、塩胡椒で食べるか、はたまたレモンを搾るかなんていうのはまあ好き好きでして、以前も書いたようにつれあいはポン酢、厨房男はレモンを搾って塩だったり・・・
で、そのときは和風と言い張るつれあいと、洋風と主張する厨房男の話を書いたんですけど、その時もそうやったんですけど、副菜を見たら茄子のミートグラタンとミネストローネ。やっぱ洋食やよねぇ。

というわけで、茄子のミートグラタンとミネストローネ。ミネストローネはともかくとして、ミートグラタンはなぜだかホイル焼きの時によくついてくる。まあ、ホイル焼き自体がけっこうあっさりしてるんで、条件反射的にミートグラタンをしようっていうキモチになるんかな。ただまあ、夜遅く帰ってきてみんなが食べたあとの残り物なわけですから、大皿から移してあるのをチンする。だからこの画像。
それからミネストローネ。この日はベーコンがなかったみたいで代わりにウインナーを刻んで入れてある。
どっちなもんか給食みたいなチープな感じもするけど。でもまあ、ワインを呑めばチープな感じはともかくとして、給食みたいな感はもしなくなるっていうもの。

なわけで、ワインはきのうも書いた、サンコムのリトルジェームス、バスケットプレス。
でも、チープな感じは拭えない。
まあ、最近は分相応でええんやないかなぁって思い始めてきたんですが。


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安ワインとシチュー 身も心も、そして懐も寒いときは

最近寒いです。むろん(?)懐も。いや、こちらは最近やなくてずっとかな。
で、最近高級ワインには滅多に手が届かなくて、ひたすら安いワインを渉猟してるってな感じ。
で、このワイン、サンコムのリトルジェームス、バスケットプレス。

ボクの少ない経験からいえば、安いワインっていうのはアタリハズレが大きくって、まあ、値段相応っていうワインもあれば、おおおこれはっていうワインもたまにはある。で、このワイン、おおおこれはって思ったんでリピートしてるワケ。
サンコムはジコンダスっていうのがけっこう安旨界では有名なんやけど、このリトルジェームスはさらに安くってそれでそこそこイケル。なのでリピート。
で、何に合わせるのかといえばクリームシチュー。

何度も書くようですが、うちのクリームシチューは何の変哲もないクリームシチュー、ただ1点を除いて。
ウチのクリームシチューは、ハインツの缶入りのホワイトソースか、市販のルーを使い、具は鶏肉ににんじん、たまねぎ、じゃがいも、しめじ。そこまでは変哲もない。
で、よそと唯一違うのは、そこに焼き餅が入っているということ。今回は沈んでしまって画像には写ってないんですけどね。
まあでも、これがたまらなくうまい。餅をオーブンで焼いて温かいシチューの中にジュッと浸ける。そうすると、餅の外側のサクッと焼けたところが半分ほどシチューに浸かってフニャッとなる。それに餅の内側のやわらかくなったところがムニュッとして、食感の変化とシチューの濃厚さとが合わさって頗るうまい。それをハフハフと。
で、ワインをグビリ。それからハムサラダ。

ハムを多い目にして、これまたワインをグビリ。
で、さらにシチューをハフハフと・・・
まあ、身も心も、そして懐も寒いときには好適ですね。


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ワイン | comments(0) | - | 
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