厨房男

こどもの頃に欠乏していた食の体験を取り戻そうとする厨房男の喰う・呑む・つくる・・・のはなし

ブリと格闘

きのうは火曜日で、いつもは実家に泊まる日なんですが、つれあいから「今晩はぶりしゃぶをする!」ってLINEが入ったんで、泊りをきょうにずらし、急遽帰ることにした。

で、今シーズン初めてのぶりしゃぶ。

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サクで買ったのかなと思ったんですが、この日はちゃんと卸してくれてたんで、あとは大皿へ盛り付けるだけ。

なかなかの脂の乗り。たしか高知県産とか。

 

で、野菜はいつもとはそんなに変わらず。

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キノコが3種。

それから白ネギと白菜、菊菜。それに豆腐。

 

で、今シーズン初めてのぶりしゃぶですから、迎え撃つ方も少し気合を入れて、岐阜のMちゃんからいただいた房島屋の中汲み、純米無濾過生原酒とあります。

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ご覧のとおり、なんだかとろんとした佇まい。

口に含むと・・・おおお、なんじゃこりゃ。

脂の強いブリと格闘しても負けてない強さがある。

 

しかも、背後からこんなのも。

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鰤カマの塩焼き。

あいにくスダチがなかったんで、なんだかよけいに野趣豊かに感じられる。

そんなのに挟まれながら、房島屋をグビリ、またグビリ。

それでもこのお酒、なんだかまだ全貌がつかめてないような気がする。

 

で、ブリと房島屋の戦いすんで、あとは雑炊。

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兵どもの夢の後。

  

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「おいしい水」

2018-10-15.jpg1980年代の神戸を舞台にした19歳の女性の切ないラブストーリー。

 

著者は以前「ジヴェルニーの食卓」を紹介した原田マハさん。

彼女はぼくとたしかひとつ違いくらいだったので、彼女の描く19歳のラブストーリーは、まんまぼくの体験した19歳と同じ時代。

冒頭に主人公の安西が着るコムデギャルソンのピーコートがそのことを如実に語ってる。ぼくもその頃はコムデギャルソン・オムのジャケットを羽織ってたっけ。

 

そして安西はいつものカフェで「ベベ」と呼ばれる青年に恋をする。

BGMは「おいしい水」。アントニオ・カルロス・ジョビンとヴィニシウス・ジ・モライスの黄金コンビが作ったボサノバの名曲。

いろんなアーティストがカヴァーしてるんですが、やっぱりいちばん有名なのは、アストラッド・ジルベルトですね。

 

ぼくがアストラッド・ジルベルトを聞き始めたのも大学時代。いまも音楽を供給してくれる友人のY氏がつくってくれたカセットテープで。いま思えば、ちょっと背伸びしてたっけな。

そして、本のほうも、主人公の安西が背伸びするような設定。

ブラッサイ、ドアノー・・・バイト先は外国の写真集や文房具を売る店。店を経営するあこがれの女性、ナツコさんを真似して。

そして、そこへ現れる「べべ」。

ナツコさんと言い、べべと言い、どうも神戸の知人のイメージがオーバーラップするんですよね。1980年代っていう時代や神戸っていう場所は、そんなイメージを喚起するのかなぁ。

 

そして、ストーリィはこの年頃特有のきらりと一瞬輝くような恋。そしてあっけなく・・・

85ページの短い本。おいしい水をうまく味わえなかった頃を思い出し、もう一度読み返した。

「♪Agua De Beber  Agua De Beber Camera・・・」

「おいしい水」はジルベルトもいいんだけど、ピエール・バルーのもいいんだわなぁ・・・

 

 

 

 

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ほとんどパラノイア

祭り明けのこと。

祭りからこのかた、1週間が経過してるんですが。

その日はつれあいがハンバーグをつくってくれました。

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ハンバーグはぼくもつくるんですけど、なんていうか、前日からすね肉をミルクに浸したり、けっこう大がかりにつくってしまうんで、このところあんまりしていない。

でも、横に写ってる鯵フライは、その前日にぼくが揚げたもの。

 

ハンバーグと鯵フライ。これだけだとまだバランスは保ってられる。

でも、ここにこういうのが入ると、収拾がつかない。祭りの残りの関東煮。

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もっとも、収拾をつけるなんて気があんまりない。

あるものを食べる。できるだけ残さず、余さずにっていうのが優先されるわけ、家庭料理のばあい。

しかし、祭りの残りの関東煮っていうのはけっこう息が長い。

これは祭り明けからそんなに立ってない日のことですけど、きょう現在でもタネはすっくり入れ替わってはいるんですが、いまだにそのダシが健在なわけで、あたらしくタネを足して煮続けてる。

 

もちろん、つれあいはバランスを考えてこういうのを用意してくれてるんですが。

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茄子のミートグラタン。まあ、挽肉挽肉してますが。

 

それに、じゃがいものスープ。これはうちの定番の。

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先にも書いたように、あるものを食べる。できるだけ残さず、余さずにっていうのがぼくのポリシーっていうか、悲しい性って言ったほうがいいかもしれない。

で、カレーにしても、シチューにしても、ほんと何日もかけて食べきるっていうのは、ほとんどパラノイアに近いと思う。

ただ、収拾がついてないっていうのを重々認識してるっていうのが正常からは離れてない証拠みたいなもので、だからこの日はアルコールを抜いてる。

まあ、ビールなら大丈夫かな、とも思うんですがね。

 

 

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鶏塩ラーメンを小手先で

ラーメンをつくる。

以前はけっこう果敢にチャレンジしてたんですが、近頃はもう・・・

なので、最近は生麺とスープとがセットになったのを買ってきて、それを少しアレンジするだけ。まあ、またそのうちやる気になって、スープを一からつくる、なんてことにもなるんでしょうがね。

 

ま、それはともかくとして、今回は生麺とスープとがセットになった塩ラーメンを買ってきて、それをベースに鶏塩ラーメンに仕立ててみた。

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キモはやっぱりスープ。

スープは生麺についてる液体のスープのもとを分量のお湯で割るっていうのがキホンなんですが、当然のごとくそのとおりにするはずがない。地鶏の鶏ガラを買ってきて、白葱の青いところと生姜と一緒に煮込み、そのスープで液体のスープのもとを割るわけ。

本来だと、さらに豚肉とか昆布とか、あるいは鰹や煮干しを加えるなんてこともありがちなんですけど、今回は鶏、敢えて鶏のみで。だから上のトッピングも叉焼ではなくて鶏。

塩胡椒で下味をつけた鶏を焼き、さらにその脂で白葱を炒めたのをトッピングに使用。

あとはどっさりのもやしと青葱。

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出来はまずまずじゃないかなぁ。

上の娘は地鶏の匂いが気になるって言ってたけども、ぼくはむしろ硬さがねぇ。

今回は焼肉用の地鶏をフライパンで焼いたんですけど、むしろふつうの若鶏のモモ肉をいつものようにグリルで焼いて切り分けたほうがよかったかな。

ただ、そうなると流れた脂をスープや葱を炒めるのには使いづらいしね。

そしたらやっぱりフライパンで丸ごとポワレするのがいいんかなぁ・・・

 

とまあ、市販のラーメンを小手先で。しばらくはこんな感じのを気楽にしていこうかな。

そのうち、また、やる気が起こればいいんやけど。

 

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ラーメン | comments(0) | - | 

ベースはまんまロッシュマロン

このあいだラ・ロッシュで買ってきたケーキ。

つれあいがいちばん前のバナナのケーキ。

娘らはそれぞれいちごのミルフィーユといちごのショートケーキ。

でもって、ぼくのが一番奥の焼き栗のマロンケーキ。

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娘らのは、それぞれスタンダードって言える定番のケーキなんですが、つれあいのとぼくのは秋の新作なんだそう。

ところがぼくのマロンケーキ、実は食べたことがある。

というのもこのケーキ、以前紹介したロッシュマロンというケーキがベース。

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ロッシュマロンはスポンジケーキの間に少しくすんだ色合いのクリームが挟まってる。トップには透明なゼリーが薄くコーティングされ、その上にピスタチオが無造作に散らばされてただけなんですが、今回の焼き栗のマロンケーキはロッシュマロンのピスタチオを焼き栗に替え、少し意匠を凝らしたってだけで、ベースはまんまロッシュマロン。

でも、それがいい。

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このケーキもロッシュマロンもそうなんですが、トップの意匠よりもスポンジケーキとクリームがポイント。それが目を瞠るくらいにうまい。

ぼくの誕生日にはこのケーキをベースに、いちごタルトのようにマロングラッセをふんだんに使ってつくってほしいなぁって密かに思ってる。

でも、ぼくの誕生日って、クリスマスシーズン前の一番忙しそうな時期だから難しいんだろうなぁ、きっと。それでもなんとかやってほしいなぁ・・・

 

 

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スイーツ | comments(0) | - | 

麻婆豆腐にポテトサラダって

愛用の郫県豆瓣醤が帰ってきてから麻婆豆腐のローテーションが短くなったたように思う。

やっぱり郫県豆瓣醤を使うと以前の深みある麻婆豆腐ができた・・・気になる。

でもって、なんだか、中華料理をつくってる・・・気になる。

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でも、この豆板醤の深みある辛さに、下の娘にも配慮しなければってことで、蒸籠でもやしを蒸してあげようと。

下の娘は誕生日に、「何食べたい?」って訊くと、「もやしをおなか一杯!」って言うくらい、もやし好き。

ただ、最近はもやしを蒸そうっていうときは、その上に豚肉を拡げるっていうパターンが多くて、純粋にもやしだけを食べたいっていう娘にはいつも睨まれるんですが、今回はさらについでに・・・

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で、ついでに焼売もってことで、もうひとつ蒸籠を用意した。

焼売は冷凍の陳建一さん監修の国産豚の四川焼売ってやつ。でもって、すきまに椎茸とえのきももぐりこませてみた。

 

それから、ポテトサラダ。

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中華料理にポテトサラダって、よくよく考えれば変な取り合わせなんだけど、なんだか違和感なく収まってる。

なんだか場末の中華料理屋の定食にありがちな取り合わせって感じですかね。

 

で、それに合わせるのは、アサヒスーパードライ ジャパンスペシャルっていう、凄い名前のビール。

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まあ、家で中華料理って言っても、そんなに本格にするものでもなく、だいたいこれくらいの感じが関の山。

麻婆豆腐にポテトサラダっていう取り合わせが象徴的ですね。

   

 

 

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イカサマにも足らず

何度も使い回すのは非常に不本意なんですが・・・栗好きです。

岐阜で買ってきた青い山脈の栗コンフィチュールとナッツの蜂蜜漬けを一緒に食べれば、ナッツの香ばしさを栗と勘違いしてしまう。これがちょっとイカサマな感じで、いい。

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で、またなんで不本意ながらこのネタを使い回すかっていうと、この前行った岸和田にあるブーランジェ・シャンソニエで、くるみ入りのバゲットを見つけたんで。

これさえあれば、栗コンフィチュール塗れば栗パンのできあがり!・・・ていう目論見。むろんイカサマな感じのですが。

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少し細めのバゲット。

で、お目当てのくるみがザクザク入ってる。

ただし、くるみは蜂蜜漬けではないわけで、甘さはいきおいコンフィチュールに寄りかかってる。

なので、コンフィチュールを少したっぷり目に。

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う〜ん、イカサマまでも行かない・・・かな。

 

むかしからいろんな発想が浮かぶんですが、それがまた試したり、見返してみると、ことごとくガラクタの山。それでも、思い浮かんだことは試さずにはいられない。そしてまた、今回も。

発想は大事にすべきなんですけど、そろそろ気づかないとなぁ。

 

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パン | comments(0) | - | 

生姜焼きにはキャベツのせん切りを

このところ、しょうが焼きはつれあいがタレをつくってくれるので、ぼくはもう焼くのと、あとキャベツを切るっていう役割を受け持ってる。

きのうの鯵フライもそうなんですけど、しょうが焼きにも、キャベツのせん切りが欠かせない。細い細いキャベツのせん切りが。

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ほんとは春キャベツの方が柔らかくて、ぼく好みなんですが、冬キャベツでも細く細く切るとけっこう口あたりが柔らかくなる。まあ、庖丁を欠かさず研いでいればいいんですが・・・

 

豚肉は、ほんとうはそんなに厚くなくていいし、できれば半分に切ってもいいと思ってる。

要は1枚の豚肉でキャベツのせん切りをくるみ、それを一思いにがぶりと食いつく・・・

・・・そう考えれば、豚肉は、厚さもほどほどで、大きさもそれなりでいいわけ。

 

でも、せん切りばっかりっていうわけにもいかないので、つれあいが付け合せにマカロニサラダをつくってくれた。

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もっとも、正確に言うとマカロニではなくて、フジッリなんですが、今回はそれに加えてツナが入ってる。これがいい。

 

でもって、相変わらずの味噌汁。

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相変らず、せっかく用意していた葱を散らすのを忘れてる。

こりゃいっそのこと冷凍しておいたほうがいいかも。

 

で、しょうが焼きには、いつもビールにしようかワインにしようか、それとも焼酎って悩むんですが、この日はいただきものの焼酎、火の島を。

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まあ、要は生姜焼きにはなんでも合うってことみたいですね。

もっとも、祭り明けで、少し食べる方も飲む方もペースダウンを余儀なくされてる。そういう意味では焼酎がいちばんマシかな、カロリー的には。

 

というわけで、少し節制。まごまごしてるとすぐに忘年会シーズンですからねぇ。

 

 

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ウスターソースをザブザブかけて

手元にスマホがない。だから、娘のケータイで撮影したんですが、旧式のコドモ用ケータイなわけでどうも写りがよろしくない。まあ、それはともかく・・・

 

鯵フライが食べたい。それも、ウスターソースをザブザブかけて。

そんなふうに思ってたら、思いが天に通じたのか、知り合いからつれあいに、「釣果いらない?」って。なので二つ返事で、さっそく。

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ただ、この鯵、鯵フライにはちょっと小ぶり。むしろ南蛮漬けに良さそう・・・なんですが、やっぱりそこは初志貫徹、ていうか、なにがなんでも鯵フライってことで。

 

で、副菜は当然のごとく関東煮の残り。

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もちろん、中身は新たに足した具材ですけど。

 

それから、味噌汁はだいこん、にんじん、しめじに白ネギ、それに豆腐。

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そういえば、たっぷり切ってた葱を散らすのを忘れてた。

 

で、ビールはこの際禁止。

少し減量しなければってことで、アサヒドライゼロフリー。

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で、いよいよ。

八角皿にキャベツを盛り、トマトを盛り、鯵を3枚。

でもってそこへ、ウスターソースをザブザブ。

タルタルやレモン塩なんて言わない。とんかつソースでも中濃ソースでもなく、ウスターソースで。

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う、うまい。

小ぶりの鯵でも苦労して開いて揚げた甲斐がある。

ソースがしんみりと染みて、サクサクハフハフと。

慌てたんで小骨が喉に立ちましたけど、こんどはもう少し大ぶりの鯵でね。

 

 

 

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もうひとつの後片付け

きょうは祭りの後片付けでした。

道路を掃除し、カラーコーンを片付け、電柱の標識を回収する。その他もろもろ。

著の片づけ、祭礼委員の片付けが終わった後は、ベースにしてた実家の片づけ。

といっても、祭礼委員の片付けを終えて帰ったら、ほとんど終わってましたけど。

それから残りのお酒なんかを分配してひと段落。その後は祭りの打ち上げ。「落索」っていうんですが、片付けにもクルマで行ってるわけで、これには参加せずに“もうひとつの片付け”を。

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このあいだも書いたように、ここ最近、祭りには関東煮を煮込むのが習わしになってまして、その量がハンパない。

で、中身はあらかた平らげてはくれたんですが、だしがたっぷりと残ってるわけ。

もちろん、それを漉してさらに具材を追加して食べるわけなんですが、今回はそれにもましてだしが多い。なので、いっそのことおでんうどん、略して「おどん」を。

 

麺を茹で、ダシをなみなみと注ぎ、煮抜きのタマゴ、スジやちくわなんかをあしらって。

それに葱の小口切りもたっぷり。

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今回は冷蔵庫の葱が足らなかったので、庭の葱を採ってきて、それを小口に切ったんですけど、これがけっこう細かくなりすぎて、うどんをズズズと吸い込むと、勢いでねぎの小口切りが喉に引っかかる。もうちょっとではなからうどんが出るとこでした。

 

ま、いろいろありましたけど、まつりも終わり。あとは足のむくみが取れてくれたら、ちょっと体質の調整にかかりますか。

 

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